2021.12/16
今日は弟のVAD手術当日であった。結局、観察期間での新機能の回復は見られなかった。付き添いには両親が赴いたが、私は変わらず学校にいた。私にも受験が刻一刻と迫っていたのだ。この時期はどの教科でも共通テストの演習が行われており、日に日に緊張感が高まっていた。
手術は無事に終了した。VADによって弟に繋がれた無数の管のうち半分以上は抜けることになる。それは、少しでも彼の負担が小さくなるという意味であった。しかし、手術の終了と同時に軽い腎不全を起こしたこともあり、透析が開始された。ただ、これは腎臓が回復するまでの一時的なものであり、あまり大きく気にすることではないとの説明があった。
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