計画
私達は会議をしていた。今後どうするかを決めている。夜にしか出来なくなってしまったがもう答えは半分出ている。
「ごめんなさい。遅れました。」
寝かしつけてほむらは遅れてきた。
「それでどうしたい。私は人間と共存をしていきたい。」
一番最初に京花が口を開けた。
「りんごみたいな人間となら確かに生きることができるけど…人間そんな人ばからじゃない。だから私達はこうして生きている。だから分かり合えない人は汚い手を使ってでも潰す。」
確かにごもっともだがそれじゃあ分かり合える人間に恐怖を植えてしまう。さらに元々良い関係のAIと人間が離れて行ってしまうのでは。
「力だけでは何も解決しない。憎しみが憎しみを生み破滅するだけだ。だから平和的に伝えるべきだ。」
少しだけ意見が合わないのを面白くないと感じているのか声が大きくなる。
「ねえ。分かってる。人間は私達を労働力としか見ていない。だから権利が無い。そんな人間に平和的って生ぬるいと思うけど。具体的には。」
私は少しだけ考えた…。
「なあテレビとかで発するっていうのは。」
慎吾が提案した。それはリスクが伴うけど…リターンがある。
「よし。決行しよう。もちろん危害を加えるのはなしだ。りんごに恐怖を与えるから。いいね。」
そうして私達は計画を練り上げた。
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