キャラ紹介 ※Chapter3終了時点

一定のネタバレがございますので、ご覧の際は注意してください。


特に記載がない限り、体格は学園入学時点(15~16歳)を想定しております。


※2022/04/11:一部キャラの名前を修正。


――――――――――――――



★主人公

名前:ゼクス・レヴィト・サン・フォラナーダ

継承前:ゼクス・レヴィト・ユ・サン・フォラナーダ

生年月日:4月2日生

人種:人間

血液:O

性別:男

体格:183cm

容姿:白髪薄紫眼 爽やか系イケメン 細マッチョ

適性:無

一人称:オレ

二つ名:星(シス) ???(ゼクス)



[備考]

小説の主人公。転生者。


『前世の記憶』という余計な存在情報が加わってしまったせいで、本来の魔法適正が欠落して生誕。

色なしは差別対象だが、良くも悪くも両親が無能であったため、特に迫害なく育つ。


妹――カロンの誕生により、自分のいる世界がゲームと同じだと知る。

前世では助けられなかった妹を思い出すゆえに、カロンの死を回避することを誓う。


最初こそ前世の妹とカロンを重ねて見ていたが、次第にカロン自身の愛らしさに撃ち抜かれる。

今では立派なシスコンである。


シスコンでブラコン。一度身内だと認めると態度が軟化する。

チョロい。おそらく、メインキャラで一番チョロい。


過保護に見えて、結構スパルタ。

成長に繋がるのであれば、どんな困難でも手助けはしない。


素の能力は優秀な部類。だが、努力で補う秀才であって、天然の天才ではない。

人並みに抜けているところはあり、その見落としによって危機に陥ることもある。

精神的にも人並みに弱い。強い力――特に精神魔法の利便性に溺れないよう、普段は使用を自重している。

ちなみに、精神魔法の自重を止めると、Chapter3までに登場するキャラで最後まで生きるのは、ゼクス、カロン、オルカの三人である(サポ限にIFストーリーあり)。



度を超えた仕事人間。

部下たちの労働環境をホワイト化させていく一方、自身の仕事はドンドン増やしている。

身体強化等のせいで疲れ知らずなのが、悪化に拍車をかけている。

彼のスケジュールは、カロンたちの相手や仕事で埋め尽くされている。

一応、お茶の趣味はあるが、それを忘却するくらいには仕事漬け。



カロンのために前世の知識を活用しているものの、本人は前世と現世を切り離したいと考えている。

そのため、あまり前世の思い出は振り返らないように努めている。

現状で明かされているゼクスの前世情報は『保育士であること』、『妹が事故死したこと』の二つである。



学園入学時点で本気の神の使徒アカツキと互角――世界最強の存在となる。

魔力量に至ってはアカツキを超え、もはや異次元の段階に達している。にも関わらず、未だ成長を続ける。

他にも、いくつもの奥の手を保有している。


アカツキをも驚かせる隠し玉を持っている。瞳に関わる術のようで、適性不足のせいで血涙を流す。

ただ、代償は重くないらしく、しばらく置けば回復する。



最近の悩みは、着やせする体質であること。

かなり鍛え上げられた肉体を持っているのだが、服を着こむとモヤシに早変わりする。

髪色も相まって、本当にモヤシなのだ。




[原作]

聖女サイドの登場キャラ。


絵に描いたような小悪党で小心者。適正は火と闇。

両親より愛情を受けず、優秀な妹ばかり持てはやされるため、かなり卑屈な性格に成長する。


素のスペックはそこそこ優秀なのだが、周りがその上を行くせいで目立たない。

ほぼモブと変わらない立ち位置のキャラである。


オルカルートでは、妹と共に処刑される。











★ヒロイン

名前:カロライン・フラメール・ガ・サリ・フォラナーダ

継承前:カロライン・フラメール・ユ・サリ・フォラナーダ

生年月日:3月26日生

人種:人間

血液:B

性別:女

体格:166cm  93/60/93(G)

容姿:金髪紅目 くせっ毛 ポニテ ややツリ目

適性:火/光

一人称:私<わたくし>

二つ名:陽光の聖女



[備考]

フォラナーダ家の長女。ゼクスの妹。

ゼクスの介入により、ゲームとは真逆の性格に成長を遂げる。

他人には慈愛を持って接し、穏やかで温かみのある女の子。

ただし、重度のブラコンである。兄をけなす者には容赦をしない。


ゼクスが幼少に読み聞かせてくれた物語が大好きで、特にミト公爵(水戸黄門のオマージュ)は大好き。

ゆえに、正義の味方であろうと心がけている。


兄のスパルタ教育によって魔法の腕はピカイチ。

広範囲攻撃や大火力の術は一家言ある。

反面、細かい調整は苦手。


兄とは異なり、天然ものの天才。何をやらせても相応の結果を残す。

そこにブラコンパワーが加わり、破格の性能を誇る。



性格は聡明で明るく穏やか。

やや大雑把なところはあるが、人の機微には敏感で気が利く。

ただし、恋愛沙汰は超鈍感。ラブコメの主人公並み。

幼少期、愛情=兄という図式が当たり前だったのが原因かもしれない。



原作ゲームよりグラマラスな体型をしている。

それは兄の好みに合わせようと頑張った結果。

ポニテなのも、兄の反応が一番良かった髪型を採用した。



世界が敵に回ろうと、自分だけは兄の味方であり続けると誓っている。

ヤンデレの素養はあるが、何を差し置いても兄を優先するので、そちら方面には走らないと思われる。




[原作]

聖女サイドにて登場。

ラスボス系悪役令嬢。

傲慢でワガママで愛を知らない娘。どのルートでも死ぬ。


愛を知らないゆえか、適性を持ちながら光魔法を使えない。


西の魔王にたぶらかされ、強大な力を得るものの、最後は聖女たちに倒される。











★ヒロイン

名前:シオン・シュヒラ・クロミス

生年月日:9月29日生

人種:エルフ

血液:A

体格:170cm 82/56/80(C)

容姿:淡い青紫髪 翠目 シニョン 美人系

適性:風(強め)/水/闇

一人称:私



[備考]

ゼクス付きのメイド。ゼクスよりも15年上。

真面目でクールな性格だが、ドジっ娘。


実は王宮派のスパイであり、フォラナーダへの潜入は初任務だった。

しかし、ゼクスに見破られてしまい、弱みを握られてしまう。

最初は無理やり従わせられていたものの、次第に絆されていく。


腹違いの兄との邂逅を経て、実家との絶縁を決め、フォラナーダに仕える。

家族だと断言してもらったことで、ゼクスへ恋心を抱く。

ただ、自身の感情やゼクスの事情を考慮し、返事は貰っていない。



彼女の実家たるサウェード家は、三代前より聖王家に仕えている。

森国で冤罪をかけられ路頭に迷っていた際に匿ってもらったため、一族全員が強い忠誠心を持っている。

シオンはドジや甘い性格のせいで、落ちこぼれ扱いされていた。

また、頭目の妾の子という出自のせいで、実家からの風当たりは強かった。


自己評価の低い彼女だが、能力自体は高い。

ドジさえ踏まなければ、どの技術も高水準である。

スパイという職にこだわらなければ、優秀な子なのだ。

実際、ゼクスの秘書として働き始めてからは、かなり良い仕事振り。たまにドジするが。



ゼクスたちの学園入学時点で、フォラナーダの実力はナンバー2。ゼクスの次点である。



ゼクスに恋してからは、職権を利用して、ほとんど彼の傍に立つ。

正妻になれないことは理解しているので、愛妾を望む。

ただ、子どもの将来に関しては、じっくり話し合いたいと考えている。




[原作]

登場しない。


ゲーム開始前に、フォラナーダからロクな情報を集められなかった彼女は、実家に連れ戻されている。

そして、監禁され、血筋を守るための道具に――。











★ヒロイン(?)

名前:オルカ・ファルガタ・ガ・サン・フォラナーダ

継承前:オルカ・ファルガタ・ユ・サン・フォラナーダ

生年月日:5月21日生

人種:獣人(狐)

血液:B

性別:男

体格:155cm

容姿:赤茶のショート 黄緑目 童顔

適性:土(強め)/火/風

一人称:ボク



[備考]

旧姓はナン・ビャクダイ。ビャクダイ男爵家の三男。

かわいらしい外見の、いわゆる男の娘。



政争に敗れ、ビャクダイ家は消滅する運命にあった。

だが、それを事前に察知し、三男のオルカだけはフォラナーダへ養子に出される。


最初こそ微妙な距離感だったが、ゼクスの奔走の甲斐もあって仲良し三兄妹になる。


明るく元気で、思慮深い性格。

何か挑戦する際には臆病になりがちだが、いざという時の度胸は持ち合わせている。

街の子どもの中では、意外にもダンと気が合う模様。


兄たちを助けてくれたゼクスには、大きな感謝と恩を抱いている。

次第にその感情は変化していっているのだが、本人に自覚はない。



狐タイプは、獣人の中では珍しく、魔法を得意とする。

オルカの場合、精霊のノマも認める才能を有している。



器用でコミュニケーション能力の高い彼は、内務に適した人材だ。

本人のやる気も合わさって、学園入学前にはベテラン事務官と呼べる実力に育った。



ちなみに、誰も指摘しないため、学園の制服はスカートの方を着用していく予定である。

また、彼の性別をキチンと認識しているのは、ゼクスとカロンのみだったりする。




[原作]

聖女サイドに登場。

攻略対象の一人。


幼少期はフォラナーダ兄妹に虐められ、なおかつ実の家族を失うため、心を閉ざした内向的な人物として登場する。

彼のルートでは、最終的にフォラナーダを簒奪する。











★ヒロイン

名前:ニナ・ゴシラネ・ハーネウス

生年月日:8月7日生

人種:獣人(狼)

血液:A

性別:女

体格:177cm 88/59/90(E)

容姿:茶髪茶目 一本三つ編み 凛々しい

適性:土

一人称:アタシ(元は私<わたくし>)

二つ名:竜滅剣士-ドラゴン・バスター-



[備考]

元子爵令嬢。

ガルバウダ伯爵の寄子であったために内乱に巻き込まれ、奴隷として売られる。

本来は一神派の貴族に買われるはずだったが、その前にゼクスが購入。


彼女の妹が攻略対象の一人で、貴族に憎悪を募らせるキャラだった。

そのため、ニナも同様の感情を抱くのではないかと警戒。冒険者シスとして彼女と接することにする。


フォラナーダの城下町で彼女を生活させ、冒険者としての生き方を指導する。

かなりスパルタだったが、彼女の貪欲さはすさまじく、あっという間に成長していく。


ひょんなことからゼクスの正体がバレてしまう。

その際、彼女の純粋さを目の当たりにし、正直に事情を明かす。

それからは、死の運命を乗り越えようと、いっそう努力を重ねている。



性格は冷静沈着。無口で感情の起伏も弱いが、薄情というわけではない。

生存への貪欲さは人一倍で、生き残るためなら卑怯も厭わない。


魔法は少し苦手――それでも一般よりは強い――ので、片手剣をメインに戦う。

剣術に限っては、ゼクスよりも才能がある。



カロンの親友。

二人は意外とウマが合う模様。



ちなみに、貴族への復讐心はない。

生き残ることに必死すぎたというのもあるが、政争に負けた貴族の行く末はこんなものだと受け入れているから。

その点は、妹とは違って割り切っているらしい。


また、妹以外の家族より冷遇されていたのも原因。

今では、フォラナーダの方が家族であり、大切な存在。




[原作]

勇者サイドにて名前のみ登場。


攻略対象の双子の姉。ゲーム開始前に、奴隷生活の果てに死亡。

それがキッカケになり、妹のルートでは貴族を滅ぼして回る血生臭い話になる。











★ヒロイン

名前:ミネルヴァ・オールレーニ・ユ・カリ・ロラムベル

生年月日:7月7日生

人種:人間

血液:AB

性別:女

体格:140cm 74/56/75(A)

容姿:黒髪黒目 ツインテ ロリ

適性:光以外

一人称:私



[備考]

公爵令嬢。五属性を有する天才児。

少々運動が苦手なのと幼児体型以外はパーフェクト。

ただし、当人は自分の美貌を誇らしく思っている。


負けず嫌いで我が強い。ツンデレ。

ロラムベル公爵家は魔法を重視する家柄で、魔法の腕によって他人を評価する傾向が強い。

とはいえ、魔法以外の重要性も承知しており、思考の柔軟性は高い。



原作ゲームとは異なり、ゼクスの婚約者となる。

これは、ゼクスの行動の影響に依るところが大きい。

光魔法師の血筋のみであれば、ミネルヴァは温存していた。

だが、ゼクスの優秀さに公爵が感づいたため、フォラナーダと縁を結ぶ方に舵を切ったのである。



作中の誰も知り得ないことだが、ミネルヴァはゼクスに一目惚れしている。

ただ、キッカケが見た目だっただけで、彼のカリスマ性や自分の本質を見てくれるところ――内面にもシッカリ惚れている。

結果、色なしの彼の身を守れる魔法師になろうと決心した。



フォラナーダが色々と隠していたことに関しては、すんなり割り切っている。

貴族ゆえに、何でも話せないことは承知している様子。

何だかんだで、彼女は公爵令嬢なのだ。

とはいえ、きっちり謝罪をしてもらった際は、ホッとした模様。



フォラナーダが表舞台に上がった後は、彼らと共同生活を送る。

後発のために誰よりも弱い立場だったが、優れた才能と持ち前の負けず嫌いによって、一気に成長を遂げる。

学園入学時点では、カロンたちとほぼ・・並んだ。



カロンとは顔を合わせる度に口論する。

ケンカするほど仲が良いの体現。根本的に似た者同士なのだ。

おそらく、ゼクスを除けば、誰よりもお互いを理解しているだろう。




[原作]

聖女サイドでは聖女の親友。勇者サイドでは攻略対象。

数少ない、両サイドに登場するキャラである。











★その他

※ヒロインに昇格するキャラも、現時点の情報量が少ない場合はコチラに分類しています。




◆フォラナーダ

〇ノマ

 土精霊。

 凛々しい雰囲気のボーイッシュ女子。貴公子のような服装。

 茶のショートヘア、クリクリした丸い茶目。

 自称料理人。子どもに甘い。

 一人称はワタシ。



〇セワスチャン

 フォラナーダ家令。初老。



〇ダニエル

 フォラナーダ外務担当。ベテランで辣腕。

 ゼクスとは孫と子ほどの年齢差。実は、孫のように思っている。



〇ブラゼルダ・グネシス・パロディオ

 フォラナーダ騎士団の団長。

 三十中頃の大柄な男で、無精ヒゲを生やした粗野な風貌。

 茶髪に焦げ茶の目(火と土)。

 魔法と敬語が苦手。剣術はピカイチ。

 内乱時点でのレベル45。



〇カイセル・ガウエーラ・ビャクダイ

 元ビャクダイ男爵家の長子。オルカの実兄。

 狐の獣人。美形。

 適正は土。

 現在はフォラナーダで文官を務めている。


〇リユーレ・セセスダッド・ビャクダイ

 カイセルの妻。

 猫の獣人。活発な感じの美人。

 適正は土。



〇ガッド・ザウシューズ・ビャクダイ

 元ビャクダイ男爵家の次男。オルカの実兄。

 狐の獣人。美形だが、兄や弟とは似ていない。

 マッチョ。

 適性は土。

 単細胞。騎士志望。オルカに甘い。

 初登場時レベル34。



〇ドラマガル・ヴァンセッド・フォラナーダ

 ゼクスやカロンの父。

 海老色の髪と瞳。適正は火と闇。肥満体型。

 ナルシスト。自分と妻以外には興味ない。

 一見は人好き。

 一人称は私。



〇ガルナ

 ゼクスの四つ上。カロン&オルカ付きメイド。

 ~ッス。

 気配察知が得意。

 実は、学園の成績は下より数えた方が早い。

 青髪青目。魔法適正は水。髪型はシニョン。

 一人称は「あたし」



〇テリア

 ゼクスの四つ上。カロン&オルカ付きメイド。

 冷静沈着。天然。メガネ。

 学園での成績はトップ10。

 恋人がフォラナーダ勤務ゆえにコチラへ。

 髪と瞳は千草色。魔法適正は水と風。髪型はおさげ一本。

 一人称は「私」



〇マロン

 ゼクスの四つ上。カロン&オルカ付きメイド。

 ゆるふわ。半眼。

 何よりも睡眠大事。

 学園の成績ワースト1。だが、実際は優秀。

 労働形態がホワイトなフォラナーダへ。

 髪と瞳は滅紫色。適正は土、水、風、闇。

 髪型はストレートセミロング。

 一人称は「わたし」



〇ダン・ビレッド・マグラ

 フォラナーダ領都の子ども。

 両親は小さな雑貨店を営んでいる。

 茶髪茶目。ガタイの良い方。兄貴肌。

 野性味あふれる容姿で、性格も豪快。

 カロンに命を救われてから、彼女に惚れている。

 一人称は俺。



〇ターラ・ブレミル・マグラ

 ダンの妹。一つ年下。愛称はタリィ。

 茶髪茶目でショートボブヘア。

 兄と違って慎重かつ大人しい性格。

 幼馴染み三人組の中ではツッコミ役。

 一人称はタリィ。



〇ミリア・ホザテト・キクス

 マグラ兄妹の幼馴染み。

 緑の髪と瞳でセミロングヘア。

 天真爛漫で明快な性格。良くも悪くも直截。

 チンピラからダンに庇われて以来、彼のことを好いている。

 また、他人の恋愛事情に興味津々。

 一人称はわたし。



〇ジョーバッハ・ステムホルス・カン・ロラムベル

 ミネルヴァの父。ロラムベル公爵。

 黒髪朱殷目。適正は光以外、火強め。

 厳めしい顔立ち、筋骨隆々。

 軍人然としている。

 四十歳。

 魔法狂。

 ゼクスの魔法の知識(身体強化等)に狂喜乱舞中。




◆勇者陣営

〇ユーダイ・ブレイガッダ・クルミラ

 勇者。

 黒髪黒目の転生者。正義感溢れる好青年。

 自分の正義を常に信じる。現代日本の価値観で動く。

 貴族嫌い。

 一人称は俺。



〇ロート・バダズカ・キリス

 ユーダイの幼馴染み。親友枠。

 茶髪緑目。適正は土と風。

 一人称は俺。



〇マリナ・アロエラ・クルス

 ユーダイの幼馴染み兼攻略対象。

 濃い水色の髪と淡い青紫の瞳。一つ結びを右肩に流す。

 適性は水(強)と火(弱)。

 武力の才能には乏しいが、精霊に好かれやすい体質。

 実は、ゼクスに救助された際に意識があった。

 彼を『白髪の王子さま』と慕っている。

 一人称:わたし



〇リナ・モノウロ・ハーネウス

 ニナの双子の妹。勇者の攻略対象。

 茶髪茶目。適正は土。

 思い込みが激しく感情的な人柄。猪突猛進。

 あらゆる面で姉とは正反対。




◆王宮

〇グレイ・バクハーノ・ユ・アン・カタシット

 聖王国第二王子。聖女の攻略対象。

 ゼクスたちと同年。

 赤髪に黄緑の瞳。適正は火、風、土で火が強め。

 傲慢で負けず嫌いな性格。

 清濁併せ呑めず、好き嫌いが激しい。

 自称金髪嫌い。

 学園卒業後の廃嫡が決まっている。

 一人称は俺。



〇ウィームレイ・ノイントス・ユ・アン・カタシット

 聖王国第一王子。生まれつき病弱。

 ゼクスより三歳年上。

 木賊色の髪に紺色の瞳。適正は水、風、闇で水が強め。

 ゲームでは死亡。

 実は、王族の中で一番魔法の才能がある。

 物腰が柔らかく、優しい性格。清濁併せ持った男。

 一人称は私。



〇アリアノート・イーステリア・ユ・アリ・カタシット

 聖王国第一王女。氷慧の聖女。

 ゼクスと同い年。

 金髪に白縹色の瞳。適正は光と水。

 緩く一本に結わいている。

 国のためなら何でもできる冷徹さを備えている。

 ものすごく頭が良い(簡潔)。

 女性ゆえに王位継承は諦めている。

 水属性は、氷を好んで使う。



〇ルイーズ・セファルメイ・ユ・タリ・コートレオン

 青竹色のショートボブ、茶目。適性は水、風、土。

 中性的な顔立ち

 アリアノート第一王女付きの騎士兼世話係。一歳年上。

 彼女とは幼馴染みのようなもの。

 ずば抜けた頭脳には付いていけないが、信頼はしている。

 騎士家系ゆえか、融通の利かない頑固な性格。

 一人称:小官



〇聖王

 三十後半。

 黒髪茶目。中肉中背。イケメン。

 目立った特徴はない。




◆脇役

〇カーヴァ・マウカシ・ユ・サン・ホーア

 ロラムベルの分家。伯爵子息。

 ゼクスたちの二歳上。

 適性は火、風、土、闇。

 ミネルヴァの九令式にて、ゼクスに返り討ちに遭った。

 取り巻きが二人おり、一人は「しかり」としか言わない。

 たぶん、出番は二度とない。




◆死亡済み

〇ヴェッセル・アイルール・ガ・サン・フェイベルン

 フェイベルン分家当主。

 臙脂色の髪に草色の瞳。適正は火、土、風。

 戦闘狂。不意打ちは好まない。

 内乱時のレベルは50。

 原作では終盤の中ボス。

 ゼクス(シス)との戦闘の末に死亡。



〇カーティス・フォルテス・ユ・タン・サウェード

 シオンの腹違いの兄。子爵。

 青磁色の髪に赭色の瞳。適正は火、水、風、土。

 爽やか系イケメン。

 宮廷魔法師。

 エルフ。偽装済み。

 ゼクスの逆鱗に触れ、精神魔法の洗礼を受ける。

 人形化させられた唯一の例。

 しばらくは虚偽報告に勤しんでいた。

 だが、フォラナーダの台頭と共に用済み。始末された。



〇ヴァラン・ダーイン・アヤクク

 うぐいす色の髪と瞳。

 適性は土と風。

 魔力加護派かつ一神派の教会の者。

 ニナを害そうとしたため、拷問の末に死亡。

 その際、いろいろと情報を引き出せた。



〇ロイ・ホブリンゴ・サン・プテプ

 プテプ伯爵。

 呪いに汚染され、ニナを狙った。

 拷問の末に死亡。

 伯爵家は当主失踪により血縁断絶。取り潰し。



〇ノロ・クーオンガ・プテプ

 ロイの兄。

 獣人を痛めつけて興奮するヘンタイ。

 原作にて、ニナを殺した張本人。

 獣人奴隷を何人も使い捨てているクズ。

 ニナを守るため、事故死させられている。



〇グロウザード・ソーデリル・サン・フェイベルン

 剣聖。フェイベルン当主。

 身長百八十に届かないくらい。筋骨隆々。

 レベル57。

 適正は火と土。

 剣メインの戦い方。

 戦闘狂。

 ゼクスとの決闘にて敗北。

 本人がトドメを望んだため、そのまま殺された。

 良い印象を抱いた方も多いだろうが、戦闘以外ではロクデナシである。

 

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