第3話 コバルトとヨウ素について
読んでいただけた方には分かる話ですが、題名はずばり「恋」です。暗号を散りばめた話なので、題名もそうなのです。が、誤解されやすい題名でしたね。よく考えたら、放射性同位体が有名な物質ですからね。戦争物を好きな人が勘違いしたみたいで、反省しました。以降、気をつけたいです。
平原くんのモデルは実在します。本当に置物イケメンなんです。写真や存在はイケメンなんですけど、運動をすると崩れる。女子の所に自分からいくことはあまりない。でも、用があって話しかけると心良く応対してくれて仕事を一緒にすると手際が良い。友人が多いわけではないけど、特定の仲良し、戸村くんみたいな存在はいるそんな人でした。
平原くんみたいな主人公が恋をしたらどうなるのかとラストの「会いたい」が最初のプロットでした。
蔵森さん目線を何度か書こうとしたのですが、やはり、平原くんを利用していた所があるので、どうしても嫌な子になってしまう。じゃあ、せめて2人が付き合ってからのイチャイチャシーンを書こうとするも戸村くんがいないとつまらない。結果、限界が番外編のあちこちに散りばめられているかと思われます。
戸村くんの第二ボタンの相手は漠然と歳上の女性、学校の先生くらいのイメージで書いてました。ラノベの作家さんにしたのは、最近Twitterで見かける先生方の呟きが大変面白いので。
当初、理科室クッキングのシーンはあのバレンタインくらいにしていました。ただpixivに載せた時にあの回だけブクマする人がいたので、もしかして需要あるかもと。悪ノリして戸村くんが実験テーマにするまでになってしまいました。
理系の男子は工学部に行く人が多い印象です。そして私が工学部に行く人、物理、数学ができる人こそ理系と勝手に憧れています。勉強しなくてもその辺はサラッと分かっちゃうというオツムの人が羨ましいです。なので、コバヨウの男子ーズは工学部行き。いや、梅田は文系かも。後から、戸村くんは別の話を書くために理学部あたりにして高校教師にすりゃ良かったと思いましたが。
時々、コバヨウと落下のヒロインの名前を間違えます。蔵森と蔵瀬。間違えやすい!大体がヒロインの苗字をカ行縛りにしてるのが悪いのです。でも、自身が苗字前の方なので、山口とか、渡辺とか最後の方の人の気持ちが分からない。でも、あ行だと前すぎる。席も新学期は廊下側とか、縛りが出てきて、あ行の人達に「ナイナイ」みたいな状況を書かないようにしたいので、カ行。次回作も気をつけます。
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