第3話いざ訓練開始そして友達ゲット!忘れる訓練💦
ある程度の情報を入手していざ訓練だそう思って試しに自分がどれくらいできるのか試して見ることにした。家だとさすがに狭いので母に森に出るといい元気よく飛び出した。
「さてと」
そう言いながら軽く体操をした後木にむかって思いっきり殴ってみた。「ん!」喉の奥でだしたような声とともに出した拳が木に当たったすると木は大きく揺れたが倒れはしなかった。
「くそー」悔しながらも自分が他の人とやっぱり違うのだと実感する。
次は走って見ることにした。
すると驚いたことにものすごく早いのだ。
自分でもびっくりしたするくらいの
「なるほど俺はスピード特化らしいな」
自分のできることを確認していろいろと試した。
いろいろとわかったことがある。
まず俺目がいいらしい。獣人だからかは知らないが草原で投げた石がはっきりどこに落ちたかわかるこれは嬉しい。矢などの遠距離攻撃にも対応が可能ということだ。
そして気配の感知が鋭い野生の勘なのか分からないが動物のいる場所が何となくわかる。そして鼻がいい、匂いで何となくわかる。最後のは女性相手だとキモがられそうなので言わないでおこう。パワーがあまりないのが残念だか脚力があるからそれと連撃、出来れば剣なんかも使えたら戦いの幅が広がるだろう。
これで自分ができることが大方わかった。
じゃあ訓練と言いたいところだか何故か自分の気配察知に引っかかっているのがいる。
誰だ?動物?いや違う人、女の子か?自分を見ている。
そう思い自分の自慢の脚力を使い木の上に飛んだ後その子の後ろを回り込み肩を叩いて呼んだ。
「こんにちは何か用?」
「ひゃあ!」
そんな可愛らしい声を上げてびっくりした彼女は驚いた顔でいた。
「どうやったの?」
その返答には困ったものだ。なぜなら話しても信じてくれるか分からないから。でも初めて他の人、しかも女子!
そして可愛い!!!
気弱そうな体に白い髪、そして夕陽のような目の色、守ってあげたくなるそうそんな感じだ。仲良くなってそんはないだろう。
今後攻略対象になるかもしれない子だ、このチャンスを逃すまいと思い自分は正直に自分がしたことを話した。
するとその子は驚いた顔をまたして、
「私もやりたい!」
「え?」
「だから私もやりたい!」
1度は聞き返したがやっぱり聞き間違いではなかった。って言うか気弱そうなのにグイグイくるな。
あの動きは獣人だからできたわけでこの子ができるかは、うーん少し悩んだ末に
「保証はできないけど一緒に練習する?」
「うん!」
その子はそう言いながら大きく首を振った。しっかり返事ができていいなーおじいちゃんみたいなの気持ちが一瞬芽生えたがすぐに正気に戻り大事なことを聞いた。
「僕の名前はレックス君は?」
「私はレナ!」
可愛い名前だな。まぁいい。
「これからよろしくレナ」
そう言って握手をした。
実を言えば、とても嬉しかった。知らない人と会話し友達レベルと言ってもいいこの握手!
俺も陽キャの仲間かな?
そんなうかれているのをしらないレナは、
「どうしたの?」
不思議そうに聞くが
「いや、なんでもない。」
元気よくそう答え森から見える葉で途切れ途切れになっている夕日を見た。
「ん?夕日」
しまったもうそんな時間か。
「練習は明日の今日と同じくらいの時間ねレナ!」
「うん」
「じゃ!」
そう素早く会話を終わらせて急いで帰った。
自分の脚力のおかげで夕日が沈み暗くなる前に帰ることができたがギリギリだった。
母から注意を受け次から気をつけようと思った。晩御飯中にレナと友達になったことを話した。
それを聞いた父、母共に大きく泣いた。
自分に友達ができたことがどうしても嬉しいらしい。
そして聞くに彼女の母はこの村の魔法使いらしい。いいことを聞いた。
自分に魔法が使えるか聞ける機会がうまれるかもしれないからな。やっぱり人脈は大事なんだなー。
そう思って父と母におやすみと伝えて布団に入り
「よし明日から少し早く起きて特訓だな!」
「あれ、」
ここでふと思った今日の出来事をご飯を食べたあと自分にできることの把握をして友達ができて、帰ってご飯だべて布団にいる。
あれ?、、
「俺、たいしてこれといった特訓してなくね!」
そう自分の能力について知っただけで特訓はしていない。
そう気ずいたころには子供の体は限界に来ていて完全に寝ていた。
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