第14話
薫がゆっくりと目を覚ますと駆はすでに起きてパソコンを起動させていた。
「おはようございます。」
「おはよう。ゆっくり眠れた?」
「はい。」
何てことのない朝の挨拶を済ませ、着替えてチェックアウトの準備を始めた。
もう季節は春を迎えそうな時期とはいえ、まだ外は肌寒い。薫はお洒落をして二日目の服を選んでいたが、駆は
「寒くない?」
と言ってくれて薫は素直に少し寒いと答えることができた。すると駆はジャケットを貸してくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます