第0話 『この世に、しょうがない事なんてねぇ。あれは仕方のない事だった、なんて事はねぇ!全部、自分のしでかしたことだろうが。』

サミュエル・ベラミー

『・・・・・俺の経験を言わせてもらうぞ。思いっきり、自分の事を棚に上げて、

言わせてもらうから、よく聞け』


サミュエル・ベラミー

『この世に、しょうがない事なんてねぇ。あれは仕方のない事だった、なんて事はねぇ!全部、自分のしでかしたことだろうが。』

『それが、ちょっとやそっと、相手が強ぇからって、他人に押し付けてんじゃねぇ!!』


『その目だ。カリブの連中が、一目置いて、目が離せない。あいつらは、お前のその目に惹かれてきた。お前が諦めない限り、船は沈まない。何度だって帆を張って大海原を突き進む。その航海は終わることは無い。』

勝ち目がなぇからって、逃げてんじゃねぇ!』

『そんな奴は、どうせ碌な死に方をしねぇ。だったら今すぐ死にやがれ!

そこにいる大事なモン、守って死ね!!』


『もし、主人公が・・・』

『お前が、死ぬっていうなら、どうせそこにいるニーナに救われた命だ。一緒に死んでやる。』


ロッコ

『提督、やってやりやしょうぜ! 元々あっしらは、無茶な航海をしてきやした。

命の危機だって、何度あったか分かりやせん。』

『だったらよ、ニーナを救い出して、こっちのニーナも救い出すような無茶苦茶な方法が見つかるかも知れやせん!』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る