2014年4月28日(月)
2014年4月28日(月)
いいことと悪いことがあったので、やけ寿司と洒落込むことにした。
「コーンいっこたべる?」
「食べる食べる」
「ほたておいしい」
「ミルクレープ注文するけど」
「はやい」
食べたいときがデザートである。
「◯◯、ケーキなんこもたべるよね」
「美味しいんだもの」
「ふとらない?」
「やけ寿司だからいいんだよ」
「いいのかな」
「太ったら、そのぶん痩せればいいだけの話だし」
食べないから太らないのがうにゅほだとすれば、食べるから太るのが俺である。
しかし、増減を常に管理しているため、おおよそ一定の体重に収束する。
ちょっと食べ過ぎたくらいでは揺るがないのだ。
「プリンも食べようかなー」
「プリン!」
うにゅほがハッとする。
「ストロー!」
メロンソーダのストローを指さした。
「──…………」
「──…………」
見つめ合う。
言いたいことはわかる。
「出先ですることではないんじゃないかな……」
「あ、そか」
うにゅほが、納得したように微苦笑を浮かべる。
常識ある娘に育ってくれてよかった。
「それに、はま寿司のプリンって固めだから吸えないと思うよ」
「そうだっけ」
「××もプリン頼むか?」
「たのむ」
ふたりなかよくプリンに舌鼓を打ち、はま寿司を後にした。
会計は、二千円でお釣りが来た。
平日一皿90円(税抜)は伊達じゃない。
そういえば、スシローって美味しいんだろうか。
今度行ってみよう。
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