澄んだ青の核を砕く。毒素の濃度をはかる計測器が音をたてた
澄んだ青の核を砕く。毒素の濃度をはかる計測器が音をたてた。
「失敗ですね、博士」
棺に残された欠片を、少年が回収する。小瓶におさめて、月明かりに晒すと、燃料の代わりとなる。
「まいったな。浄化塔の魔女がいれば一発なのに」
「そんなに都合よくは目覚めないですよ」
「次に行こうか。アンリくん」
2023/4/2
星降る夜にさよならを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます