ぼくたちが、なぜ、物語を紡ぎ続けるのか。だれも、なにも、こたえられない
ぼくたちが、なぜ、物語を紡ぎ続けるのか。だれも、なにも、こたえられない。
夜空からこぼれおちた星をひろい、洋燈のなかにほうりこむ。今宵は、冬の湖をとかした洋墨を目覚めさせた。其れが語る物語のかけらを、僕は一冊の本にまとめるのだ。
遠い昔におちてきた、星の兄弟の長い旅物語がはじまる。
2023/1/15
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