ばけものと呼ばれた其れは暗がりの中で生きていた
ばけものと呼ばれた其れは暗がりの中で生きていた。頼りになるのは自身の腕のみ。異端審問官の包囲網をくぐり抜け、其れは神聖な森にたどりついた。
「……これは珍しい。人の子か」
其れに声をかけたのは、麗しい妖精の王だった。
「……ひと、」
「神に愛されたいきものだ。傷を癒そう。こちらへおいで」
2022/11/6
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます