あわい光を、灯火を、いのちを、絶やさぬように進んできた
あわい光を、灯火を、いのちを、絶やさぬように進んできた。立ちはだかる道は茨と毒にまみれ、少年を擁護する者はひとりもいない。孤独の旅で、みつけた光は、遠く、たよりない。
「……先生に出逢えてよかったよ」
ミモザと名乗る少年が微笑む。教師は、返す言葉を持たなかった。
「辿りつけてよかった」
2022/6/26
星満つるギムナジウム
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます