人間と人工人間。
古より続く2つの種族の対立を軸に、夢を追う子供の冒険譚です。
人工人間の主人公は、ある人間との出会いで自分の生きる目的を見つけるのですが…。
まず独特な世界観がなんとも引き込まれます。人工人間、火星という未来的な環境でありながら、そこにいるのは今を生きる自分たちと変わらない人間であることの描写が親近感を抱かせます。
というより、主人公を取り巻く環境がかなり過酷なものであり、この後、無事に生きていけるのかというレベルの心配までしてしまいます。
今はまだ序章かと思いますが、突然やってきたピンチにどう切り抜けていくか。その後主人公に幸福は訪れるのか。今後目が離せないです。