月が沈む

杏たくし

第1話 完

深夜1時過ぎ頃目が覚めた

窓から月が見える


夜の月を見ているともうすぐには寝れないくらい

目が覚めた

月が沈むに連れて大きくなる様にも見える

朝焼けぐらいまで起きていたそしてまた眠りにつく。


その日は月がこの部屋の窓からはよく見える云う事に気づいたい


最後の蝉が朝5時頃

鳴き出した夏の終幕のようだ

コウロギのようにも鳴き声が聞こえるジージィーと

月が建物に隠れていく時間にも見える

部屋の扇風機のタイマーが切れるが

それでも肌寒かった


外からジージージィーと鳴っている音はその音しか聞こえなく静寂な時を過ごしている

少しまた寝るかと迷ってる時

ジージージィー声が止まり

寂しく鳴る静寂からひと時の心の序説


そしてしばらくして空の月が沈む

少し黒い水色に空が写って行く

あと少しで秋分の日かと確認しているとその問に応えるように

声が聴こえたジージージィーとそれを聞いて窓を閉めた。

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月が沈む 杏たくし @yasudataihou

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