第2話 挿入


 エクセルを使っていると、後から追加したいと思うことがあると思います。


 そんな時は、後から簡単に「挿入」が可能です。



   A__ B__ C__ D__ E__ F__G

1   日付・項目・収入・支出・残高・備考

2   繰越          10,000

3  ◯月×日      500  9,500

4

5



★注意★

 カクヨムで、表を入れる方法を知らないので、表の表現方法についてはご容赦ください。

 それとスマホの方は、スマホを横にすると見やすいと思います。



 この◯月×日の500円の支出に対して、その前日に300円の支出が見つかってしまった。


 この処理をどうしようかと思っても、簡単に修正が可能になります。


 エクセルには、「挿入」という機能があるので、簡単に追加が可能になります。


 ただ、少し修正が必要になりますが、消して新しいデータを書くより簡単です。




 まず、上の表の3の部分をクリックすると、その段がグレーに変わります。


 昔は、この状態で右クリックが必要だったのですが、今のエクセルは、直ぐに別枠が出てくるので、そこにある「挿入」をクリックすると、すぐに段が追加されます。



   A__ B__ C__ D__ E__ F__G

1   日付・項目・収入・支出・残高・備考

2   繰越          10,000

3

4  ◯月×日      500  9,500

5

6



★注意★

 スマホの方は、スマホを横にすると見やすいと思います。



 「挿入」を使って段を追加しますと、こんな感じになります。


 ただ、E4の番地なのですが、挿入前にE2の10,000から引くのはそのままなのです。


 なので、このE4の番地とE3の番地を修正する必要が出てきます。


 この時のE4の番地に書かれているプログラムは、


   =E2−D4


 と、なっております。


 そして、E3には、何も書かれていないので、D3に数字が入っても、E3には表示されません。


 なので、E3とE4の番地を修正しなければなりません。


 この時、その番地に手書きで書いても構いませんが、コピペで簡単にできます。


 今回は、1段だけ、段を広げましたが、これが、100段とかになってしまったら、一つ一つ、手書きで書くなんて大変になります。


 このような場合、E5の番地のプログラムをコピペで持っていくようにします。


 この時のE5は、


   =E4−D5


 と、なっています。


 これを、E4とE3にペーストしてあげます。


 すると、コピーされた番地は、


E3番地   =E2−D3


E4番地   =E3−D4


 に、修正されてコピーされます。


 エクセルでは、コピーとペーストを上手く使うことで、作業は簡単になります。

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