第9話 if 文の途中で、別枠を使うテクニック


 次のような仕事のシフトがります。


A 10 〜 16

B 12 〜 19

C 17 〜 22


 これを映像化するなら、次のようになります。


  10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

A  ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

B     ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

C             ■ ■ ■ ■ ■


 出勤時間を「■」で表示できると、分かりやすいですね。


 二つの、if 文を使う方法もありますけど、条件によっては、そのフラグを使って、別の条件の拾い上げに使う時とかには有効になります。



    9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

A 出勤 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1

A 退勤 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 1 1

A 勤怠 0 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0


★注意★

スマホの方は、スマホを横にして見てください。



 この方法だと、出勤の時間以降にフラグとして「1」を表示してます。


 これは、単純に上の時間と、Aさんの出勤時間を、if 文で比較して、「1」を表示させました。


 退勤時間も同様に、「1」を表示させてます。


 出てきたフラグの数字を引き算すると、出勤時間だけ表示が「1」となります。


    出勤−退勤


 この両方を足して答えが「1」だったときだけ、「■」を表示させればいいわけです。


 あと、この数字についてですが、月の出勤時間とかの計算に使ったりします。


 パート・アルバイトの場合は、年収上限がありますので、そういった数字を管理するには都合が良いでしょう。


 勤怠の部分の「1」をカウントすることで、何時間働かせるかを計画の段階で計算させるのです。


 なお、カウントする方法は、別に示します。


 ただ、今回の方法なら、「勤怠」の欄を足し算するだけで、時間が計算できます。


 これを月単位で計算してあげれば、月の時間算出も簡単にできます。

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