第5話 Eランク
4日目
俺は武器屋に向かった。銀貨が9枚あるので1番安い剣を買おうと思ったからだ。
「いらっしゃい」
「おっちゃん1番安い剣ってどれ?」
「この樽の中にあるやつだ。1本銀貨4枚だ。」
1番安いやつで銀貨4枚か。まぁこれも必要経費だからな。俺は1番良さそうな剣を選んだ。
「じゃあこれ買うわ」
俺はそういい銀貨4枚を支払って剣を1本手に入れた。これで残りの銀貨5枚か。で、宿代で銀貨1枚だから実質4枚みたいなものか。
ちなみに俺の泊まってる宿は夜ご飯付だから食費はわりかし節約できてる。
武器も買ったし今日もスライム倒しに行きますか。
「あ、雄一くんきたわね。」
「どうしたんですか?」
「えっとね急なんだけど雄一くんは今からEランクです」
「え?なんで急に?」
さすがにそれはびっくりする
「1日であそこまで薬草を集めてスライムを倒せるのは駆け出しで雄一くんくらいだからすぐに昇格できたって訳」
「なるほど、それは嬉しいですね」
カトレアさんはやったねとガッツポーズをしてた。とても可愛い。
「じゃあEランクの依頼見てきますね」
「わかったわ」
俺は掲示板に行きEランクの依頼を見た。
俺でもできて稼げるのはゴブリン討伐か。じゃあ今日はゴブリン討伐にするか。
「カトレアさん今日はゴブリンの討伐したいと思います」
「わかったわ。受理しちゃうね。はい、OK気をつけて行ってきてね」
「ありがとうございます」
そして俺はいつもの森の少し奥まで行ったところで初ゴブリンに出会った。みんなが知っているような緑色で身長は小さいあいつだ。
「さぁ剣術3の実力を見せてやるぜ。」
俺はまず身体強化をして一気にゴブリンまで距離を詰めた。そして首を狙って一閃。
ゴブリンの首を見事に斬ることが出来た。
いやー身体強化に剣術3は強いな。
その後しばらく探索しながらゴブリンを殺していくと洞窟を見つけた。俺はゴブリンがいっぱいいるかもしれないと思ってゆっくりと中に入っていった。
中は暗くてとてもジメジメしていた。俺は何がいるかわからないから慎重に足音をたてずにゆっくり進んだ。しばらく進んだところで大きいホールみたいなところがありこっそり除くとゴブリンが50体位はいた。
「なんだよあれ、やばすぎ」
俺は逃げようと思ったけど奥に女性が囚われているのが見えて少しでも早く助けようと思った。でも今の俺の実力じゃゴブリン50体は、、、
そうだここに来る前にゴブリンを殺してレベルアップしたんだった。これでスキルをゲットして行こう。俺はすぐにスキル一覧を開いた。えっとこういう時に強いのは剣術とかより範囲攻撃だよなー。ってなると、あ、これいいじゃん。えーとあとはまぁこれでいいか。そして2つ取得して俺は奴らが捕らえた女性に気を取られている間に先制攻撃を放った。
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