星の光が届くとき

【設定】自衛軍 nebulaに関する報告書

『nebula』構成員について＿

＊ディアナ

『nebula』リーダー　十三歳　女

髪はダークブロンド、瞳は赤。

三年前に両親が戦争に巻き込まれ死亡。

父親により当時安全地帯であった貧民街へ逃がされた。

その時に負った傷が原因か、過去のことをほとんど覚えていない模様。

貧民街をまとめるリーダーとして、確固たる地位を築いている。

面倒見がよく人望が厚い。

普段は真面目で温厚な人柄だが、時折容赦のない冷酷さや、狂気的な面を垣間見せることもある。

→��である�����の影響か？

＊ペーナ

十歳　女

髪は茶色、瞳は碧

いつも明るく、時折天然な様子を見せる。

幼い時に��の両親に捨てられ養父母によって育てられた。

その夫妻も１年前ペーナを庇い死亡。

今でも時折その当時のことを思い出し泣き出してしまうことがある。

そのせいか血や人の死に関わることを苦手としていた。

しかし、nebulaに所属して一年を過ごすうちに血や戦闘にも慣れてきている様子。

ただし「家族」がいる相手を傷つけることにはまだ抵抗を見せている。

基本的には医療を担当。

＊エリゼ

十五歳　女

髪は黒色、瞳は紫

物心ついた時から貧民街で暮らしてきたため、経験が豊富。

冷静沈着で、いつも呆れたような物言いをする。

ペーナの教育係として面倒を見続けている。

一見しっかり者に見えて実はプレッシャーに弱い。

いつも大切な時に失敗してしまう自分のことを嫌っているのか、時折自分を卑下するような言動が見受けられる。

記憶力、判断力ともに優れており的確な指示を下す。

感覚が敏感で異常事態にもいち早く気付くことができる。

他のメンバーとは違い、そろそろちゃんとした職につきたいと考えているが初めてできた「仲間」がとても大切なため悩んでいる。

特技は話術、相手を巧みに操る。

＊テレム

十一歳　男

髪は金色、瞳は灰色

遠くを見つめてぼんやりとしているか眠っていることが多い。

他とは一味違う奇抜な発想をするため、nebulaの中でも一目置かれる存在である。

聴力が優れていて、敵の気配を探すことが得意。

幼い頃の記憶が曖昧で、なぜ貧民街にいるのかすら分かっていない。

→こちらの調査によると、彼は��の血縁の可能性が高い。要調査。

兄がいたことだけは覚えている。

未来を予想することが得意。

→��に伝わる����か？

＊カゼルタ

九歳　男

髪は青色、瞳は紺色

nebula最年少だが、大人びていて少し生意気なところがある。

エリゼと同じく物心ついた頃から貧民街で暮らしているため気配を殺すことが得意。

銃や爆弾の構造に詳しく、自作するほど。

→かなり強力なものを自作している模様。要注意。

目つきが悪く、口も悪いため勘違いされることが多いが根は優しい。

＊ハン

十二歳　男

髪は赤色、瞳は水色

５歳の頃に父親が徴兵され、戦死。

母親もまた内乱に巻き込まれ亡くなり、幼い弟を連れて各地を転々と逃げ回ったが、体の弱かった弟は途中で死んでしまい自分のみが生き残った。

二年前にnebulaに加入。

お調子者で、ふざけた態度をとることも多いが、家族を奪った戦争と政府の事を誰よりも憎んでいる。

→厳重注意

仲間思い。

＿＿以上で現時点での調査報告を終了とする

これ以降もnebulaに関する調査は続行する事

B. W. Elsebua