💔実験★動物★反逆★日記💔 世界を裏で牛耳る榎本 毅の魔科学人体実験研究所の実験体のオレは、仲間とともに、闇を暴いて、真相に迫り榎本をコテンパンにやっつけ、ミルカと幸せな日常を取り戻す(/・ω・)/!
8 かあさんは、僕をぼこぼこに殴って牢屋に閉じ込め奴隷にしました。
2 母さんは、歓楽街の女王でした、ボコボコに殴られて、牢屋に入れられ、殺されかけましたが、吉兵衛さんと得手ノ坊さんに助けられた。
8 かあさんは、僕をぼこぼこに殴って牢屋に閉じ込め奴隷にしました。
ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン。
電車に揺られて、三時間のところに、
「次は、歓楽街、歓楽街。」
次で降りなくてはならない。
まともな人間は決して歓楽街にはいかない。
政府も手も付けられない
成らずものどもや、社会に見放された人間どもの集まりだ。
駅を降りると、すぐ目の前にあるのは、大きな赤い門だ
「
高さ15メートルほどであろうか、巨大な門だ。
門のまわりには、ちらほらと、人がいるが、
黒色のニット帽を被った、ガタイのいい身長180センチメートル程度の、黒髪の男だということはきいていたが、あたりが広く、人もそこそこいるので、見分けがつかないのであった。
「おい、君、
「はい。」
振り返ると、黒色のニット帽を被った、ガタイのいいお兄さんがいた。
「吉兵衛のおっさんの言っていた通り、ガキだな。本当に中学生が歓楽街に行くだなんて危険にもほどが、ある、まったく何を考えているのやら。」
どうやら、歓楽街は、思っていたより、危険な場所ならしい。
「俺は、橋 冬一、歓楽街じゃあ、少し、有名で、ある程度、顔もきくから、おめえは俺についてこい、黒世に会わせてやると、ま、どうなってもしらねえがな。」
警戒を強め、歓楽街に入った。
「あまり、周りをじろじろ、みんじゃあ、ねえぞ。」
橋さんは、僕をみていった。
恐ろしい街だった。
座り込んで、
「橋さん、あの人はどうして、電柱に話しかけたり、狂って泣きさけんだり、体中に傷があるのですか。」
「ああ、あまりみんじゃあねえぞ。あれは、薬中だね。強い
コワかった。
生まれて初めてコワいという感情を強く覚えた。
橋さんは、僕をみかねて、心配した
「震えてんのか。お前。まあ、むりもねえか。だが、もっとやべえのもいるんだぜ。」
バン!!!。
銃声がきこえた。
産まれて初めて、生の
橋さんはいった。
「
「処刑って。」
「処刑だよ。歓楽街じゃあ、弱いやつが強いやつに逆らったり、対応を誤ったり、取引に失敗したり、すりゃあ、落とし前をつけるために、ああやって、処刑されちまうんだよ。おめえ、も、やばいやつに目を付けられねえように、
恐ろしいところだ。
場違いなところだ。
銃の
恐ろしいところに来てしまった。
「後悔してるか。歓楽街はおめえみたいな、ボンボンが来るところじゃあねえんだよ。」
僕は、怖かった。
おしっこを途中で漏らしてしまったけれど、来たからには、一目、実の母をみてから、帰りたかった。
「
「ふうん。ただのガキじゃあねえようだね。小便はお
「やめてくれ。僕だって漏らしたくて漏らしたわけじゃあないんだ。おっかなくて、足が震えて止まらないんだよ。」
歓楽街は恐ろしいところだが、しだいに、感覚が
「ほう、もう、随分、慣れてきたみたいだね。君、素質あるね。」
素質。
「普通の奴だったら、もう、帰っちまうぜ。」
そりゃ、そうだ。
「ま、もう少しの辛抱だ。黒世さんは、歓楽街じゃあ、女王なんて呼ばれてる、ま、一応、結構偉い人ってわけだね。だから、おめえも対応を誤るなよ。」
僕の実の母親は、すごい人なのかもしれないと思った。
歓楽街の中央に
赤い
「見えるか、
中に入ると、城の庭で、女どもが裸で、踊っていた。
まわりには男たちが、鼻の下を伸ばして手を叩き
「あれはなんですか。」
「ああ、金持ちの娯楽だよ。ああやって、金持ちから金をとってる、他にも
城の中に入ると、吹き抜けの広いロビーがある。
奥にエレベーターが四っつ付いていた。
「黒世さんは、最上階の二十六階に住んでる。天守閣ってやつだね。」
まるで、映画か漫画、アニメの世界だと、思った。
僕の知らない世界だった。
現実は、想像していた世界よりずっと広かった。
エレベータに乗って、二十六階に出ると、一面が赤の世界が広がっていた。
どうして、赤なのか、私にはわからなかった。
「
橋さんは、いった。
すごくおそろしい、
襖を開けて奥へ進んでいく。
誰もいない。
長い長い、廊下を歩いて、一つの扉があった。
橋さんが扉に
ゲームをしていた。
テレビゲームだ。
「誰じゃ、儂のゲーム中に
「失礼致しました、
黒世さんは、橋をみると、一息ついて、さっと、詰み寄った。
「おのれ、われがどれくらいこのゲームをやるのを楽しみにしとったか、わかっとるんやろおなあ、面倒な
コワい。
コワい。
コワい。
恐ろしい。
小便をちびりそうなほど怖い女じゃ、ねえか、と体を震わせた。
橋さんのこめかみには、黒世さんの銃口が突きつけられているのだ。
大丈夫なのだろうか。
「
橋さんが、頭を地面に擦り付けて、
橋さんが、土下座している。
グリグリと、
頭をハイヒールの靴を
え!?。
めっちゃ、コワいんでですけどおおおおお。
「おい、橋、あのチビはだれや。」
コワい、めっちゃニッコリ顔で、話かけている。
「はい。姫様に会いたいとのことで、連れてまいりました。」
「へえ、かわいいガキやな。でもまあ、なんか、みてるといらいらさせるガキやなあ。」
黒世さんは、僕の目の前にすっと、現れると、グーパンチで、殴った。
「なんか、殴りたくなる顔なんやわ。
黒世さんは、僕をぼこぼこに殴った。
もう、立ち上がれないほどに殴った。
「あのガキは、うちの
え。奴隷。どうなるんだ。僕。
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薬中・・・薬物中毒の略称。薬物の過剰な毒が生じている状態。
嘔吐・・・口から胃の内容物を吐き出すこと、食ったものを吐くこと。
麻痺・・・通常の働きや動きが停止すること。
ルビー・・・ダイヤモンドに次ぐ硬さで、酸化アルミニウムにクロムが1パーセントほど混じったもの。
聳る・・・山などが非常に高く立っていること
臓器・・・体内のこと
人身売買・・・人権を無視し、人を売買すること。
奴隷・・・権利・自由を認められず、道具として利用された人の事、また、心を奪われ、他を
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