こんなに誰かを愛おしく思った事はない

Side 葵


困っている時、辛い時、おばあちゃんが死んじゃって凄く寂しかった時、サクはまるでヒーローみたいに、いつも助けに来てくれた。


心の中の分厚い雲を吹き飛ばして、眩しい光の下に連れ出してくれた。


ううん、サクが僕を照らしてくれたんだ。


サク、自分には何も無いなんて言わないで。


サクは僕に無いものを沢山持っているよ。


太陽みたいな笑顔が眩しくて、


優しさにキュンとして、


人の気持ちがすぐわかっちゃうところなんて凄すぎて言葉が出ない。


全部サクのいいところ。


今日の優しさが明日の僕を笑顔にしてくれる。


こんなに誰かを愛おしく思った事はない。


大好きだよ、サク。

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