壱~弐話の登場人物補足

 読み返していて、すべての人物の紹介が一つにまとまっているのは非常に分かりづらいと感じた為、新たに特定の話まででの登場人物総まとめを作ってみる事にしました。

このページには基本的に初登場キャラの紹介、既存キャラの補足情報を書きたいと考えています。

ご活用してください。


九院坂くいんざか 尊命みこと

壱話登場、弐話にて名前が判明。駆け出しの【霊剣士】の女子高生で【神奈ヶ山かんながやま公立専門科高等学校】1-Cに所属。【金田一かねだもと心霊探偵事務所】の新入り【霊能者】でもある。愛刀【獅志丸ししまる】を所有し、【一刀流】という剣術を扱う。現在、溜めた【霊力】を斬撃として放つ奥義【覇斬】が判明。少し古めな漫画ネタを多用する癖があり、著作権的にギリギリなパロディを繰り広げる、作者にとっての困り種。距離感が近くて誰とでも仲良くなるが、ある程度は加減を分かっている様子。どうやら同事務所所属の朝霞あさか先輩に好意を持っているようだ(当のご本人は意識が無い模様)。基本的に明るく元気な少女であるが、本当の姿はいかに……。髪は薄茶色にやや焦茶色の混じったのスーパーロングストレート→ウェーブ有りのセミロング。瞳はカーネーションピンク。誕生日は6月26日。


門廻せと 幽真はるま

壱話で登場。故郷磐戸いわとに数年ぶりに帰還した男子高生の【祓い屋】。砂を使用したはったり戦術を行う。しょっちゅう四字熟語やことわざを使いたがる癖があり、いちいちその状況に似合う言葉を作者が探す羽目になる。下の妹のはらいを溺愛している兄馬鹿。しかし上の妹の優麗ゆうれには何処か冷たい様子。何事にも染まりやすい性格で環境適応力が高い。ぼさぼさの黒髪にサルビアブルーの瞳。


*【金田一きんだいち心霊探偵事務所】関連者

金田一かねだもと所長

弐話で名前と電話越しの話し声のみ登場。尊命みことの所属する【金田一きんだいち心霊探偵事務所】の所長さんらしい。電話越しだと一方的に自分の要件を話してしまうタイプ。口調的には穏やかな人物像が予想されるが……。


朝霞あさか先輩

弐話で登場。時季外れな厚着を着こなす男性で、尊命みことの所属する【金田一かねだもと心霊探偵事務所】の先輩【霊能者】に当たるらしい。常に固い口調である為、今の所人柄は不明。『を飛ばす』【霊能】を扱うのが確認。髪は暗い紺色の短髪で鋭い深紅の眼光を持つ。


・イッキュウさん

弐話で登場。チャラチャラとした恰好の男性で、尊命みことの所属する【金田一かねだもと心霊探偵事務所】の先輩【霊能者】に当たるらしい。語尾に『ッス』を付ける癖があり、現時点ではただの色物話好きの失礼な人。『入れ物に存在を閉じ込める』【霊能】を扱うのが確認。一様この見た目でも坊主らしい。髪は明らかに染めた黒茶髪のスーパーロングで、後ろで髪を一本にまとめている。瞳は翡翠色。


・ホトさん

弐話で名前のみ登場。尊命みことの所属する【金田一かねだもと心霊探偵事務所】の先輩【霊能者】に当たるらしい女性。詳細は不明。


*【門廻せと】家関係者

門廻せと 幽斉ゆうさい

壱話で登場。幽真はるまの祖父。歴史・文化研究家で元教職員。厳しい性格で頑固者との評判がある。ウェーブのかかった白髪に黒眼鏡を掛けた高齢の男性。瞳は琥珀色。


門廻せと あや子

壱話で登場。幽真はるまの祖母。幽真はるま曰くマシンガントークの使い手。やや余計なお節介をかく事がしばしば。染めたカールの茶髪に黒の瞳を持つ高齢の女性。


門廻せと 彩吉あやよし

壱話で登場。幽真はるまの叔父さんに当たる人。脱サラをして自営の農家となった独身男性(バツ1)。似非訛りを何故か使用する。色黒の肌にぼさぼさに乱れた赤茶の短髪、着ている服はタンクトップという目立つ姿をしている。瞳は黒色。


門廻せと 優麗ゆうれ

壱話で登場。幽真はるまの上の妹。ゲームと運動をこよなく愛する馬鹿。数学と体育以外の評価がオール1or2の問題児らしい。男らしい口調を多用する。妹のはらいはアンちゃんと呼んで仲良くしているのに対して、幽真はるまとは悪友感覚でパッションし合っている。赤茶の比較的長いポニーテールで瞳は琥珀色。前髪の中央辺りにはらいとおそろの青糸リボンを付けている。


門廻せと はらい

壱話で登場。幽真はるまの下の妹。天才気質でオカルティスト。幽真はるまに愛されており、幽真はるまを慕っている。姉の優麗ゆうれをゆーねぇと呼んで仲良くしている。笑い上戸だが人見知りも激しい。自頭が良く、成績優秀。雑学王と呼ばれることも多々ある。一人称は自分の名前。二年前に興味本位で【怪異】と関わりを持ってしまい、それ以降【怪異】に襲われやすい体質のろいを身に宿している。髪は薄紫色のロングで、瞳は琥珀色。首元には優麗ゆうれとおそろの赤糸リボンを付けている。


*その他人物

尾尻おじり 虚霊うらより

名前のみ登場。幽真はるまの恩師で師匠にあたる【霊能者】(?)。磐戸いわとに来ているらしい。


・般若心経の女の子(仮)

壱話で登場。幽真はるまが序盤で助けた小学生の女の子。あれ以降、般若心経にハマっているようだ。


門火かどびさん

弐話で登場。【門火かどび荘】の大家さん。尊命みことと例の同居人を気にかけているようだが……。


・駐在さん

弐話で登場。盂蘭盆うらぼんのとある駐在所の駐在の方。尊命みこととはちょくちょく世間話をする仲。


・”あの子”(仮)

尊命みことの同居人。正体は不明。


*登場怪異

・黒いヤツ(仮)

壱話で登場。師走もろばしり地区の【抜け出せない路地裏】に生息していた低級【怪異】。言葉が通じるが、訛りが酷い。黒色の液状の体に白い穴のような目と口を持つ。現在は幽真はるまの砂に警戒きょうふし、住処に帰れずじまい。


・三人衆(仮)

弐話で登場。姉御、マーシー、ポチの三人の【怪異】。姉御は青白い肉塊に二本の腕と三つの目が付いた【怪異】。マーシーは猿のような外見の【怪異】。ポチはゲル状の巨体を持つ【怪異】。


・手と扉の怪(仮)

弐話で登場。複数の手を操り、扉の続く廊下で構成された個人の【廻廊】を持つ【怪異】。本体は白く細長い身体から六本の長い手を生やした存在で、常に顔を隠している。”繋がり”の言葉に執着しているようだ。尊命みこと幽真はるまを誘拐した目的は?落とした石の正体は?全てが謎に隠された、本作のキーパーソン。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る