第7話 船に、あの武器が・・・

イジャ大陸への航海中、クラーケンの襲撃が起きた。この世界では火薬の発達が遅れているせいか大砲などは積んでいない。だが、過去にプレイヤー・四谷友助がジフォン島で作ったオークイーターが積まれていた。


オークイーターは大型の巻き上げ式クロスボウ・・バリスタ


その威力でクラーケンは簡単に追い払われた。


新堂「ねえ。あれ(オークイーター)って」

四谷「うん。俺がジフォン島で作った武器だね。きっとアォユーのお爺さんちの鍛冶屋が量産に成功したんだろう」


グレン「じゃあ、ファストトラベルとかを使ってジフォンに言って、友助がバリスタを作れば遠距離攻撃としての戦力は大幅に上がるね」

時館「あれ・・無茶苦茶重たいですしリール引くのも大変だけどね」

宇喜多「話がよく分からないんだけど」

新堂「あー・・ごめんね。私たち、この世界では職業事に決められた武器しか装備できないんだけど、四谷君が鍛冶職で作った武器だけは勇者も使うことが出来るのよ」

宇喜多「じゃあ、あのバリスタは俺たちは現状では使えないって事か?」

グレン「ご名答。試しの私のこの斧。持ってみると良い。」

宇喜多「あ、透明になって腕から落ちた」


四谷「この世界に火薬があったらバリスタじゃなく火縄銃でも作ったんだけどなあ」

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