第6話 いざイジャ大陸

ラドドーボからイジャ大陸へ


勇者について4週目の冒頭、コルトネルで図書館のお姉さんに説明してもらった言質によると


勇者自体は広く認知されている、おそらく宗教の教義によって周知されてるって感じ

宗教によっての勇者の認識の違いはこう


ジウシス教・アルテロス教→何百年後かに世界を救うかもしれない

テイターナ教→神

カゼオ教→別世界の仙人(修行者)

フルデュス教→悪魔


6週ではジウシス教・アルテロス教の勢力圏で勇者に対して現地の人達は友好的に接してもらった。

しかし7週目のインカバルト王国はカゼオ教の国で、勇者であっても上級貴族の住むエリアに入れなかったり優遇されなかった。


そして、イジャ大陸の一部ではフルデュス教→勇者は悪魔という考え方が広まっている地域もあるそうだ。もっともイジャ大陸の多くはアルテロス教の勢力圏というのがラドドーボで知り得た情報だった。


そして、タシケント王国は・・・残念ながらフルデュス教らしい。


俺たちはメリ大陸の西端・国際港ラドドーボからイジャ大陸の港町・バクーへの船に乗った。航海は順調で2日目の昼にはバクーに入港できた。ま、帆船なんで、俺と新堂さん・時館さん・二繁が風魔法で追い風を作っていったのだが、俺以外の3人とも低ランクだったのでMPはすぐに尽きた。他の魔法使い職種の人間も手を繋いだりすればMPを共有できることを思い出し、宇喜多・箱崎もMPが無くなるまで使われた。


そして・・・時館、箱崎とグレンは・・・船酔いで吐きまくっていた。


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