第4話 異世界転移ならぬ異世界性転換
・・・・・・・異世界転移・・・・・
鳥居「始まったか」
グレンダ「ウキタ?君が新しいプレイヤーかい。ボウエイイダイ?軍医の卵ってわけか?銃は撃ったことはあるのかい」
宇喜多「まあ、訓練で少しだけ。でもそんなに上手くはないし、格闘技とかも殆どできないっす。医療知識もまだまだ学習中」
新堂「グレンダさんみたいに状況はある程度知っていると思うけど、ここは異世界。私たちはquestをクリアしないと死ぬ。一蓮托生の仲間だから何でも相談してね」
GM「それでは、8人目のプレイヤー・・・宇喜多尚文の職業は・・・・」
・・・転職ルーレットが回る・・・
GM「ばーーん。魔法使い(生物)」
四谷「あちゃー・・・二繁に続いて、外れジョブかよ」
二繁「ご愁傷様」
宇喜多「え?外れってなに?どういうこと?」
GM引き続き、前回戦闘でランク10になった箱崎・グレンダ・時館・四谷の転職ルーレットを回します。
鳥居「おい、俺はジョブチェンジなしかよ!」
GM「ユーは、巨大魔物にすぐに食べられてしまったので経験値は半分ですん。二繁は戦闘に参加していないので経験値がありません」
新堂「まあ、しょうがないよ。実際、巨大魔物は四谷君とファティナ様だけで倒したようなものなんだし。ある程度経験値が入っただけヨシとしよう。啓太」
・・・転職ルーレットが回る・・・
GM「箱崎くすえ・・職業 魔法使い(生物)。グレンダ・カーター 職業 上級戦士(斧)。時館由香・・・戦士(斧)」
GM「四谷友助・・・職業・・・娼婦」
え??? 確かに俺のルーレット運は悪い。これで8回目のジョブチェンジ、一回目も農民という雑職で糞弱かった。その後も料理人・鍛冶屋など確率0.5%の雑職5種ばかり引き当てた。外れ職業である魔法使いも2回、その上級職の魔導士が一回・・・体が熱い・・目が眩む。
鳥居「ははははは・・・なんだよ。それ。娼婦って・・男の職業じゃねーだろ!
じゃねーだろ!」
四谷友助は崩れ落ちるように倒れこんだ。
グレン「おい、しっかりしろ」
箱崎「四谷君。四谷君」
GM「では、クエストを発表しま。『イジャ大陸のタシケント王国での伝染病の死者を3万人以下に減らせ。期間は50日』でござ・・・では」
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