第13話 体調不良
ちょうど、彩南が保育園に入れることになり、ご機嫌に登園してくれていた。
彩幸はまだ保育園には入れなかったから彩南が登園した後に、家でゆっくりして、お昼ご飯の後は毎日お昼寝タイムだったからその間は一緒に寝てしまうこともあったけれど、亮君とメールをしては心が熱くなったりしていた。
彩幸が寝ている間で、夫がいない日、亮君はいつも家にきては、私と重なり合って、スリルを味わっていた。
そんな日々を過ごしていたある日、お腹の調子が悪いのか少し、胸やけのような感覚があって、もしかしたら胃腸風邪かな?と思っていた。
彩南が保育園でもらってきた胃腸風邪がうつったとばかり思っていた。
そして、二か月くらい、体調のいい日や悪い日が続いていて、
生理が遅れていることに気づいたのは三か月くらいたってからだった。
まさか、夫とはご無沙汰なのに、妊娠?なんてしてたら大ごとだ、もしかしたら出産してから不定期だったしな、と思っていたけど、やっぱり気になるし、不安要素は順番に解消していこうと、とにかく妊娠検査薬を買いに行き、ドキドキしながら、絶対記されないであろうと、ラインが入ることはないだろうと思って、検査薬をしてみた。
結果は陽性。
・・・どうしよう、どうしよう。
とにかく病院に行って・・・。
いや、亮君にメールをしよう、いや、どうしよう・・・。
混乱していた。
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