第7話 豆腐の角

彩南はまだ気持ちよくお昼寝をしている。

寝顔は本当に癒されるのだけど、もう少ししたら、

亮君はもうそろそろ着くころだ。

お腹の赤ちゃんの胎動もあった。

ママが楽しかったら、赤ちゃんも楽しいよね、なんてとんでもない勘違いもするほど、心は踊っていた。



あっという間に亮君は我が家に到着。

夫のいない夕方、日がまだ傾かない間に夫の目を盗んで、夫以外の男性と・・・。

それだけでいい刺激になるのだけれど・・・。


亮君は手を洗い、私が入れたコーヒーを一口飲み、すぐに求めてきた。

おなかの赤ちゃんは大丈夫なの?と聞かれるのは毎回。

夫とだって大丈夫なんだから。

平気だと答え、ごく自然に亮君に抱かれる。

夫のいない、彩南が寝ている間に夫に抱かれたことのあるソファーで亮君に抱かれて欲望のままに従っていた。

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