第5話 ✨👩‍❤️‍💋‍👨✨✨💕

 ゆっくりと唇を重ねていく。


 まるで初めてキスをするようだ。

 こんなにも胸がときめいたのは、いつ以来だろうか。

 


「フフぅン、どうしたの。こんなに身体が震えちゃって!!」

 淡い照明の中、麻衣子が白い歯をこぼした。


「ンうゥ……、ゴメン」

 無意識に全身が戦慄わなないてしまった。


 こうしてボクたちは、この夜何度も愛し合った。





 翌朝、起きるとベッドサイドに彼女の姿がなかった。



「まさか、麻衣子!!」心配になり家の中を探した。


 

「えェ……、なによ。子供みたいに!!」

 珍しくキッチンで麻衣子が朝食の用意をしてくれていた。



「あ!!」

 ボクは、麻衣子の後ろ姿を見て叫びそうになった。


 






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