第4話 更に2年後

「できた! できたよ。アル!」

そう言って周りに火、水、土、見えないが風を浮かべた、ミアがぴょんぴょん跳ねている。上下にゆれるツインテールがとても可愛らしい。


「流石ミア、魔法ではもう俺を超えているな」

俺も、4属性は使えるが、全てを同時に出して、浮かべることは出来ない。

あれをやるためには、各魔法スキルはもちろん、高レベルの[魔力操作]、[並列思考]などが必要らしい。


あの日から、2年が経った。

ミアに魔法を教えると、どんどん成長していき、あっという間に俺を超えた。 


逆に俺は、スキルを多く取得することを目標としているため、魔法は、覚えるだけ覚えてあまり手を出していなかった。

結果、ステータスは、こうなった。


名前 アル     Lv1

 職業   

 HP 35/35

 MP 60/60

 STR   20

 DEF   15

 INT   35

 RES   21

 AGI   17

 LUK 10

 ユニークスキル  スキル合成Lv1


 スキル 睡眠耐性Lv2 魔力操作Lv3 

無属性魔法Lv3 魔力感知Lv2

    魔力枯渇耐性Lv1 

水属性魔法Lv1 火属性魔法Lv1

     風属性魔法Lv1 土属性魔法Lv1

     農業Lv1 伐採Lv1 採取Lv2 

     解体Lv2 細工Lv1 鍛冶Lv1

気配察知Lv2 剣術Lv1 弓術Lv1 

     短剣術Lv1 棒術Lv1 体術Lv1

    盾術Lv1 生活魔法

 

 魔法 魔力弾 魔力防壁 身体強化 水弾 

    火弾 風弾 土弾 着火 水生産

    そよ風 土生産


 称号 転生者 ユニークスキル保持者 

    早熟 神童 多才


この2年間で農業したり、薬草採取したりと、色々なことをしたおかげで、村の人からは、飽きっぽい性格だと思われるようになった。

そろそろ合成しようと思うが、我慢し続けたせいで、合成する事を躊躇するようになり、結局放置するようになっている。 


「そろそろ鑑定の儀式だよね」

「うん。早くステータスが見れるようになりたいね」


5歳になると、鑑定の儀式の言うものをするらしい。

そこで、今までの経験がスキルとなって、

ステータスが、見えるようになるらしい。


ちなみに、このときにユニークスキルなどがあったら、王都の学校に入れたりして、国が確保するらしい。


だが、俺は転生者だからなのか、最初からステータスが見えていた。

だから俺には、鑑定の儀式は、スキルを勝手に見られる迷惑極まりない儀式なのだ。










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