第30話 おまけ・世界設定紹介

——現実世界——


第三地球サードアース

レン達の住む第三ネオトキオシティがある星です。

なぜ地球ではなく第三地球サードアースなのかについての設定はあるのですが、そのあたりの設定とか、ザラートワールド以外のエピスシステムの設定などは、蓮達では無く大人達の話として、別作品「宇宙海賊キャプテン・リッツァ」の新章で書こうと思ってたので、こちらではまだ明かしていないのです。

しかしこちらの執筆の方を優先している為に結局まだ書けていないのです。



●蓮の家と千疋学園高校

蓮の家は、第三ネオトキオシティの郊外にあるベッドタウン、ネオネリマ区の外れにあります。

蓮の家から自転車チャリに乗って十分ほど進むとネオネリマ駅が見えて来ます。

ネオネリマ駅からネオセーブ線の電車に乗り、終点ネオブクロ駅に着いて、駅を出てから十五分程歩いた所にある、ネオセンビキ町に蓮の通う学校、千疋学園高校があります。


●澪の家

澪の家はネオトーブ線沿線にあります。

ネオセーブ線とネオトーブ線は共にネオブクロ駅から出ている私鉄なのです。




——ザラート大陸——




●ソルダム王国

ソルダム城にいるソルダム王は、冒険者プレイヤーにクエストをよく出してくれるので、冒険者プレイヤーは、度々お世話になっています。


●ソルダムピラミッド……ソルダム砂漠の中に聳え立っているピラミッドです。

ヴァシュランの地図があるとソルダム国王に言われて、地図を取りに向かった場所です。

なぜここにピラミッドがあるのかは、古代の超文明だとか異星人の乗り物だとかいくつか説がありますが、詳細は謎です。


●ヴィーゼル空挺戦闘車1 M k . 2 0

ソルダムピラミッドの中で待っている、設置型兵器です。

モデリングの元は、ドイツ連邦軍の装甲戦闘車両で、20mm機関砲を搭載しています。


●シャスター鑑定ショップ

ダンジョンで手に入れた未知のアイテムを鑑定してもらう事ができるお店です。


転送門ゲート

転送門ゲートに触れれば、次からはその場所まで転送魔法でテレポートする事ができます。

セーブポイントも兼ねているので、ゲーム内のダンジョンで死んでしまった時には、最後に転送した転送門ゲートに戻されます。




——ヴァシュラン島——




●ヴァシュラン

ザラートワールドの最新パッチで実装された、エンドコンテンツです。

ヴァシュラン島という、広大な専用フィールドを新たに冒険する事ができます。

専用のヴァシュランレベルがあり、ヴァシュランレベルは1からスタートとなります。

元のフィールドに戻るとヴァシュランレベルではなく、元のレベルに戻ります。

未知のレアアイテムやレアスキルがたくさんあり、それらはヴァシュランから元のフィールドに戻っても使用する事が可能で、

PTパーティは組んでも組まなくても行けるし、ヴァシュラン内で組む事も可能です。

また、ヴァシュランの中にもダンジョンがあるため、何日もかけて攻略する必要がある、超巨大なコンテンツです。


ヴァシュラン島の中は、ザラート大陸とは別のプログラムで作られているので、住民達にはAIが搭載されていて、それぞれ自分達で考えて行動します。


ヴァシュラン島では、インタラクティブIロジカルLクエストQというシステムで、全てのイベントが処理されています。


この島では、決められた場所にクエストがあるわけではなく、住民達が自分達で考えて行動するから、クエストはNPCが自分で考えて発生させたり、リアルタイムで内容が変わったりします。


そして、住民達は、自分達がNPCであるという事を知らず、実際に存在する生命という認識です。


そのため、ザラート大陸ではNPCの頭の上に名前が出てきてNPCだと分かるようになっていますが、ヴァシュラン島では、NPCの頭の上に名前が表示されず、プレイヤーと見分けはつきません。


ヴァシュラン島の住民が信じる女神ステラによって作られた世界である……という認識になっているのです。

ヴァシュラン島を収めるティーポット王国の王家では代々、『この世界は女神ステラの作りし世界である』……と、幼い頃より聞かされています。

そして、『神々は、戯れに人の姿を模して、冒険者としてこの世界に降臨し、我々が苦難を乗り越える手助けをするだろう』……とも言い伝えられてきたという設定が与えられているのです。

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