第12話 時の魔法使い

 ふー・・・前回の息抜き、結構癒されたぁ…次はまた来月かあ…あの猫カフェ結構好きなんだよね。

 それより、あそこにいる紅色の髪で紫とオレンジのストライプのタイツに代わブーツ、おまけに魔女っ娘帽子をかぶってる女の子は誰だろ…?話しかけてみよ…「あ、あの…もしかして魔法使い?」私はそういった。すると…

 「え?そうだけど。私の名はアデルハイトゥ・ロートハーリック。時の魔法が得意で、魔物の討伐を任されてるんだよね。といってもほとんど狂暴化野生の魔物なんだけど…てかあんたの名前は?」「(あんたって…)私は紀梨島 夏希きりしま なつき。あらゆる攻撃魔法が強くて魔物の討伐を任されてる中でも筆頭の魔法使い。暗黒の世界から送られた魔物を討伐しているの。ほとんど一人で…」

 互いに名乗った後、私も相手もうんとうなずき、驚いた。まあどちらも魔法使いだし魔物の討伐を任されてるからね…。…アデルハイトゥさんについてもっと詳しく聞こう。「時の魔法ってどんな魔法を使ってるの?」「ん~そうだな…例えば時の流れを遅くしたりとか、あとは相手の時を止めて動けなくしたりかな。」結構すごくない?その魔法。私も使いたい…

 「といっても時を止めれる時間に制限があって、その相手の力によって拘束できる時間が変わってくるけど…並の人間なら半永久的に拘束できるし、魔物は種族に関わらずながくて20秒ってとこかな。」そして私は「…なるほど、拘束もできる…と…てことは私とともに戦ったらかなり楽に魔物を倒せるのかな?」そういうと、「…確かに楽に倒せるよね、今まで私自分だけで倒してること多かったけど、それいいかも」なんとまた仲間が増えた…アデルハイトゥさんも結構…うん。

 そんな時に魔物が送られてきた。それは歯車の機械仕掛け。さらに何やら怪しげな雰囲気…まさかまた拘束技持ち…じゃないよね…?警戒して私は変身した。隣にいたアデルハイトゥさんはびっくりしてたのは内緒。

 「さあ、やるよ!相手が何かする前に時を止めることはできる?」「え、できるけど…”タイムストップ”ほらね。てか変身できるって知らなかった。」その言葉を聞きながら私はすかさず魔法で攻撃。見た感じ金属の歯車だったから、爆炎で攻撃してみた。すると歯車は溶けてくっついた腕の部分から歯車を発射したかと思うとそれは瞬く間に解け、。…それを見た機械仕掛けの魔物は腕の部分から歯車を発射したかと思うとそれは瞬く間に溶アデルハイトゥの足にかかり固まった。 

 なっしま…くっとれない!夏希、何とかしてくれない!?」「もちろん…”拘束解除”私この魔法も変身してたら使えるから安心してね。よし、反撃…!”ヘヴィフレイムトルネイド”」瞬く間に炎の竜巻が魔物を襲った。さらにアデルハイトゥが「”ブロゥクン・クロックシャワー”」…壊れた時計が空から大量に降り注ぎ魔物に致命傷を与えた。そして魔物は動きを止め。バラバラに壊れた。

 私は「ちょ…すごこの魔法…」といった。なんというか…その…結構楽だったね、うん。また協力したい…でも彼女も忙しいよね絶対…でもなんとかなりそうな気がした。そして私は次の魔物が来るまで、また魔法の習得に励むのだった…


続く

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