第11話 息抜き?
前回はなかなか大変だった…自分の魔法をまねされて痺れるし結構・・・ね…
そんなことより今大変なことが起きてる。魔物が送られてきたんじゃない…それよりも危険なこと。それは…大量の魔物が押し寄せてること。多分闇の世界から魔物が送られてる影響で野生の魔物が狂暴化してるんだと思う。何とかしないと…。
「倒してもきりがない…ん?あそこに見える巨大な魔物は…あれが群れを引き連れてるのかな?」だとしたらとんでもなく迷惑な話。あれを倒して群れが買えるか試そう。「ちょっと悪いけど…”ヘヴィタンダーートルネイド”」激しい雷が巨大な魔物を襲う。すると魔物は倒れ、群れを成していたものは一目散に落ち着きを取り戻し散っていった。となると…
「魔物の群れが来たときは巨大な個体を倒せばいいのかな…?」きっと巨大な個体は何かにおびえてるのかもしれない。でも話は聞けないし、倒すしかない。…これから不定期に発生するのかな…そんなこんなで一仕事終えた私は連日の討伐の疲れをいやすために猫が歩き回ってる喫茶店…いわゆるネコカフェに寄った。ちなみに行っとくと魔物を倒してまだ1日だから送られて来る心配はない。
「いらっしゃいませー」いつものようにかわいらしい店員が出迎えた。注文は何にするか聞かれたのでブラックコーヒーにティラミス、そして抹茶パフェを頼んだ。
「あ~おいしい…この黒くて程よい苦みのコーヒーがしみわたって癒される~…それに猫が膝に乗ってきてモフモフで心地よい…これは月に一度の楽しみ。いつもは家でコーヒーをたしなんでるけど自分へのご褒美としてね。
「めっちゃ癒される~…ほんと可愛いしパフェはおいしいしこの喫茶店大好き…」いつも以上に癒されて少し口調が変わってる気がするのは気のせいじゃないかも。あ、忘れるところだった、あれをテイクアウトしないと。「特大ショコラケーキを一つくださーい」特大なショコラのケーキ…これは先日仲間になった龍へのご褒美として…。きっと喜ぶに違いない。食べ終わった私は会計を済ませ、さっそく私に行った。
”踏む…ショコラケーキとな…どれ、一口…!!なんだこれは、とても美味いぞ…こんな素敵な食べ物があるのか!また買ったくれないか?「もちろん♪高いからあんま頻繁には買えないけど…それでもいい?」というと龍は”有無、かまわん、むしろそのほうが楽しみが増えて我もうれしいわい…じゅる”…すっごく喜んでる…ほんと結構好みが私と合うよね…この前なんか自縛が好きって言ったら驚く様子もなく納得してたし。
そんな感じで今回は息抜き会。次回からまた魔物と戦うけど、どんなのが来るんだろ…
続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます