「小説賞を狙う底辺作家の挑戦」エッセイ

２０２３年２月〜

第1話 今年の執筆予定

　今年は長編４作はほぼ確定しています。

1. 『怪盗コキア』新作

2. 『探偵・地井玲香』新作

3. 『天体観測部』長編化

4. 王道の異世界ファンタジー

まずは1. から。

　新作は「本格ミステリー」に振りますので、今作ほどサクサク読めませんが、だいたい今回の２章ぶんでひとつの中編として３話構成にします。

　今は頭が痛いので考えがまとまらないのですが、『怪盗コキア』THE FIRSTのアイデア出しは開始しています。

　その中から「第２の事件」もピックアップできればいいですし、今回の「カクヨムコン８」で書いた「第６の事件」の次である「第７の事件」も含めた作品にしていきたいですね。

　「第７の事件」には地井玲香探偵は出ない予定ですが、美大生画家・横山佑子に触れる可能性もあるので、完全に出ないかというと微妙です。少なくともコキアを追い詰める役としては出しません。横山佑子のパトロンとしてならありえるかな。

　THE FIRSTは一介の体育教師がいかにして「怪盗コキア」となったのか。その誕生秘話を語りたいところです。

【参考】

カクヨムコン８出展作品

怪盗コキア〜額の中の名画

https://kakuyomu.jp/works/16817330649929645267

次は2. ですね。

　新作は「本格ミステリー」に振ります。今回の２章ぶんでひとつの中編として３話構成にします。

　こちらも「探偵・地井玲香」がいかにして誕生したのかを追う『探偵・地井玲香』THE FIRSTのアイデア出しの番ですが、こちらは『怪盗コキア』の後に執筆しますので、今は「思いついたら書き付け」という段階でよしとしています。

　やはり優先順位の高いものから執筆したいですからね。

　こちらもTHE FIRSTのアイデア出しから「第２の事件」を抽出して、今回の「カクヨムコン８」で書いた事件の次を文書化しようと考えております。

　ひょっとすると次の事件で「怪盗コキア」が出てくるかもしれません。

　ちなみに怪盗コキアと探偵・地井玲香は、コキアのほうが先に怪盗になっています。その頃の地井玲香は警視庁捜査一課所属でした。その後に父親が倒れて、莫大な遺産を相続することとなり、警察を退官して探偵事務所を開くことになります。このあたりがTHE FIRSTで描かれます。

【参考】

カクヨムコン８出展作品

容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理

https://kakuyomu.jp/works/16817330649925966668

3.『天体観測部』ですが。

　昨年の「ＫＡＣ２０２２」で評価の高かった『星の大海をよぎる船』の長編化です。これは高校の「天体観測部」を主役にして、奥多摩で星空を観測しに向かう若人たちの青春物語にしようと思っています。

　なるべく短編のテイストを崩さずに長編化できればよいですね。

【参考】

ＫＡＣ２０２２第１０のお題

星の大海をよぎる船【KAC202210・真夜中】

https://kakuyomu.jp/works/16816927861891459306

4. ですが。

　「王道の異世界ファンタジー」というざっくりとしたものですが、前作『異世界孫子』がニッチにもかかわらず多くの方に読まれています。

　ですので、一回「王道の異世界ファンタジー」を経験しておくべきだろう、との判断です。

　現在の王道はまだリサーチ不足ですので、四作目のアイデア出しまでに三本の長編を執筆しながら、時勢を読みたいと思います。

【参考】

第４回ドラゴンノベルス小説コンテスト出展作品

『孫子の兵法』オタクの女子高校生が異世界転生！軍師に成り上がって大陸制覇を目指します！【ドラゴンノベルス応募作】

https://kakuyomu.jp/works/16817139555324941861

　と、これが今確定している今年の長編です。

　ただし、もっと書きたいですし、今年も「ＫＡＣ」に参加したいしで、時間があまりとれませんね。

　書けるときに一気に書いてまいります。