2022年10月〜
第1話 いよいよ「カクヨムコン8」まで40日あまり
ということで、新作2本目の「怪盗もの」の諸々を決めないといけません。
現在のところ、決まっているのは以下の通り。
・ジャンルはミステリーの「怪盗」もの。
・主人公は「怪盗」本人で、一人称視点。
・時代設定は現代日本。異世界ファンタジーだとあまり盛り上がらないので。
・主人公の日常の仕事は、教師か神父。つまり聖職者。
・主人公が盗む目的は「盗品を本来の所有者に戻す」ため。
・相手役(盗品の所有者)は「エセ芸術家」。
未定のものは以下の通り。
・主人公の性別と氏名。
少なくとも性別が決まらないと名前も決められない。
・エセ芸術家の性別と氏名。
主人公との対比を出したいので、できれば主人公が男なら女、女なら男にしたい。
・肝心の盗品の種類。
宝石にすると『まじっく快斗』になってしまうので、別のものを取り返さないと。
・警備網を敷くのが警察なのかエセ芸術家なのか。
ある程度金を持っている相手役なので、警備網も自分で敷くかもしれない。
・警察の立ち位置。
怪盗を捕まえたいのか、盗品所持で相手役を捕まえたいのか。構成がかなり変わってくる。
書き出すと決まってないことが多いなあ。
とりあえず主人公の性別はここで決めておくか。
「怪盗もの」である以上、『怪盗ルパン』のような男性が最も映えるかな。
読み手が読みたくなるかどうかは別の話。
もし私が読み手だとして、「怪盗もの」の主人公が男性であるべきか、女性であるべきか。それによって読む読まないが分かれるはず。
華麗でスマートに盗んでいくように演出したいので、男性怪盗なら優男のような人物像になりやすい。それを読みたいと思うのはやはり女性読者かな。女性怪盗なら妖艶でミステリアスな人物像になりやすく、これは男性読者が読みたがるはず。
「カクヨムコン8」へ挑むにあたり、男性・女性どちらにアピールするか。
「推理のようなもの」では女性主人公は容疑者で、探偵も女性です。
女性探偵ものは男性も読みますから、こちらはあまり悩みませんでした。
「怪盗もの」は知っているものを挙げれば『怪盗ルパン』『CAT'S EYE』『怪盗セイントテール』『まじっく快斗』と男女半々。
視点所有者が「怪盗」でなければ、中性的でミステリアスな怪盗に仕立てられるんですけどね。でも怪盗の一人称視点に決めたので、男女どちらかに絞らないといけません。
女性向け作品として怪盗を男性にした場合、仮に各賞に入って書籍化までいったら、女性ウケするような内容に改めないといけなくなる。
問題は女性ウケするものが書けるのかどうか。と考えると、女性向けにするのはやめたほうがよいかな。
であれば「男性向け」を考えるべきですね。
でも「男性向け」だと主人公が男性であろうと女性であろうと、そもそもの読み手がどれだけいるかにもよるんですよね。
男性向け・男性怪盗、男性向け・女性怪盗。
どちらがより読まれるか。
ここに女性読者がどれだけ流入してくるかを考え合わせます。
男性怪盗の特徴は「カッコいい」「力業もこなせる」「格闘技に秀でる」あたりかな。意外と武断派といったところか。
女性怪盗の特徴は「カッコいい」「柔軟性が高い」「愛嬌でダーゲットに取り入りやすい」あたりかな。妖艶な美女になりそうですね。
これに「推理のようなもの」の女性探偵とのコラボを考えたとき、男性怪盗は恋仲になる可能性がないわけではない。女性怪盗は親友になる可能性もある。しかし女性探偵をやや妖艶な人物に仕立てているので、妖艶な美女怪盗だとキャラがかぶるなあ。
そうなると男性怪盗にして、コラボしやすくしたほうがのちのちの展開が面白くなりそうですね。
ということで、「怪盗は男性」に決めました。
で相手役の「エセ芸術家」は女性になりますね。
エセ芸術家が怪盗に心を奪われて、盗品だった美術品も奪還される。
コテコテっぽいですが、こうしておけば女性読者も必然的に取り込めるはずです。
性別が決まるだけでも、かなりのものが整理されてきます。
地井玲香との釣り合いも考えてキャラクターを創る必要がありますからね。
ちなみに一人称視点を採用しているのは、まだ筆力が足りないからですね。
もう少しまとまった文章が書けるようになったら、三人称一元視点にして、シーンごとに主人公を変えていく手法に切り替えればよいので。
最低でも「一人称視点」がしっかり書けない人が三人称一元視点に手を出すべきではないので。
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