第108話 2022年10月1日から、また第1話スタートに戻ります

 まあこの手の執筆ブログ作品は、できるだけ一本化したほうが読み手は楽だと思いますので、話数のカウントを2022年10月1日から、また第1話に戻します。


 で、できれば第1話から新作執筆開始をご報告したいので、『パネルクイズアタック25next』を観ながらいろいろと考えていました。


 そろそろ占い師主人公ものを書いてみようかなと思ったのですが、今のところタロット、数秘術、四柱推命くらいしか学んでいないので、易くらいは憶えたいところです。

 なので占い師主人公ものはもう少しお待ちくださいませ。


 スポーツものも考えたのですが、お蔵入り作品でやっているので、今すぐはいいかな、と。

 それに書けるのは野球・ソフトボール、サッカー、バスケットボール、バレーボール、水泳、器械体操、剣道、柔道くらいで、中国拳法が少しだけ書けるかな程度です。で、お蔵入りは器械体操を扱いました。


 「生まれながらにして特別な主人公」という制約があるので、バトルものとか競争ものとかの「なにかと戦う」物語を一作は書かないと「カクヨムコン」では不利かなと。

 ではどういう「特別な主人公」にするのか。

 中国古典とくに兵法書に詳しいので、中華ファンタジーを書いてみては? とのご提案も受けています。

 ただ「後宮もの」は書けないんですよね。中国古典で国家間戦争や国内闘争なんかの本ばかり読んでいるので、華やかな「後宮もの」は書けない。というより、「後宮もの」ってだいたいが長期政権だった「唐」とか「明」とかが舞台で、私は「夏」「殷(商)」「周」「春秋」「戦国」「秦」「項羽と劉邦」「漢」あたりまでが守備範囲なので、秦以前は「華やかな後宮」がなかったんですよ。

 そうなると「後宮もの」が書けないんですよね。

 今から唐の後宮を研究しても、今年の「カクヨムコン」には間に合わない。

 まさか孔子の物語を書いても読まれるわけがない。小国・盧の政変なんて書いてもウケるわけがないですからね。まだ孫子のほうが、戦争が引き立つからいいかも。


 そこで思いついたのが「レトロゲーム」でした。

 1980年代から90年くらいにかけてのパソコン・ゲームなんかを取り上げて書いてみたら面白いかも、と。

 当時のゲームは個人がひとりで作っていたものなんですよね。

 あの『ドラゴンクエスト』を作った堀井雄二さんも、パソコンでアドベンチャーゲーム『ポートピア連続殺人事件』は独学自力で作り上げたんです。三部作の残り『オホーツクに消ゆ』『軽井沢誘拐案内』はチーム制に移行していますけどね。

 でもこの頃の「レトロゲーム」には夢が詰まっていました。

 さらに、今は「昭和レトロ」が見直されていて、パソコン・ゲームだって当然見直されて久しいです。

 問題はふたつあって、ひとつは「時代考証」かな。

 あのゲームが流行っていた頃って、どんな時事があったのか。

 これを間違えると大失敗確定です。

 まあ今はググってしまえばたいていの時事は手に入るんですけどね。

 あとのひとつは「需要」かな。

 「昭和レトロ」を「パソコン・ゲーム」の小説って誰が読みたがるのか、ですよね。西武園ゆうえんちに代表される「昭和レトロ」ブームとはいえ、1980

年代の「パソコン・ゲーム」がどれほどの人が読みたがるのでしょうか。

 でも迷ったら、書かないで「ダメ」と切るよりも、書いて「ダメだった」と反省したい性分なので、書いてしまうかもしれませんね。

 で「生まれながらにして特別な主人公」に当てはめるとすると、親が裕福でパソコンを買ってもらった子供が、自作ゲームを作って大ヒットさせる、という「親が裕福」と「パソコンに強い」というあたりを「特別」として書くのかなと。

 もしくは「親がパソコンのプログラマーで、小学生の頃からプログラミングを叩き込まれて、絵画教室とピアノ教室にも通っていた少年」というあたりで憧れを抱けるような設定にするか。

 そのくらいの「リッチ度」「生まれながらにして特別な主人公」にしないと一顧だにされないでしょうからね。

 ただ、あの頃の裕福な家庭って、当時貧乏まっしぐらだった私には想像もつかないんですよね。どんな裕福な環境なのかを体験していないから、どうしても時代考証でしくじります。


 「レトロゲーム」を題材にするとたいていファミリーコンピュータやスーパーファミコンあたりになりますので、パソコン・ゲームだと惹きが弱いかも。

 そのあたりも時間をかけて考えてまいります。

 今までのように、思いついたらすぐに書く、のをいったんストップして、「生まれながらにして特別な主人公」にできるかどうかを一義にするべきかなと思います。

 「平凡な主人公」が頑張る物語が書きやすいので、「生まれながらにして特別な主人公」はなかなか思いつきません。

 でも書いていかないことには読者選考は通らないので、考え続けるしかないですね。


 10月1日まではこんなグダグダなアイデア出しを毎日続けていく予定です。

 いくつかよさそうなものを見繕って、サクッと10万字に仕立て上げようかなと。


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 あとは描写力をもっと鍛えないと厳しいかな。

 私は元々パソコン・ゲームのシナリオ・ライターのために小説というか物語を勉強してきたので、どうしても「会話劇」が中心になってしまうのです。

 でも小説は説明力と描写力がどうしても必要になります。

 なにせパソコン・ゲームとは異なり「絵がない」のですから。

 絵があれば説明も描写もしなくていいのですが、小説ではまず絵が付かないので、どれだけ説明・描写するか。それがなければ、シナリオじゃんで終わってしまいます。


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 ということで、「生まれながらにして特別な主人公」を考えることと、描写力を鍛えることを考えないといけません。

 先日書きあげた新作の「推理のようなもの」小説も描写力に乏しいので、連載するときは描写を格段に増やす予定です。

 なので1日1話ずつ公開することになりそうですね。

 新作の執筆も並行しないといけませんしね。


 ということで、10月1日まではグダグダな創作活動を綴っていくことになります。

 喋りながら考えるタイプなので、書いているとヒントがピコンと見つかる可能性が高いのです。

 それも含めて、10月1日までは駄文が続きます。

 ちょっと気づいたことがあったら話数が増えていくと思います。


 お蔵入りさせたスポーツものを仕立て直すかもしれませんが、「平凡な主人公」なのでウケないのは確定しているんです。

 それを改めて書く必要があるのだろうか、というそもそも論に行き着きます。

 まあだから「お蔵入り」させたんですけどね。


 パイプユニッシュを使った配管のような作品が多いですからね。

 はい、「詰まらない」んですよ(^_^;)



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