第80話 会話劇を書いていますが、そろそろ次作も
今はどこにも発表するつもりがない会話劇『ヒーローに憧れて』を執筆しております。
こちらもあと少しで書き上がりますが、ちょっと中座して次作を考え始めています。
次作は「推理もの」の予定です。
予定というのは、今考えている話だと推理要素が物語の中心になるかわからないから。
閃いたアイデアを端的にまとめてあるのですが、これを推理小説に仕立てる。
どうしてもあとふたつほど謎を混ぜないと成立しないんですよ。
ひとつの作品に三つの謎を放り込む、という支離滅裂さ。
でも、このくらいしないと「ネタかぶり」がどうしても起きてしまいます。
最後発の推理小説は、かなりひねるか、意表を突くかしないと目立てません。
次作はひねってかつ意表を突くネタにしてみました。
これを会話劇ではなく、地の文で読ませる作品に仕上げないといけません。
今書いている会話劇の真逆をやらなければならないんですね。
なので、今執筆中のものをいったん止めて、頭を推理仕様に切り替えてみます。
問題は本ネタが決まっていても、残る二ネタをどうするか決めていないところ。
このふたつ次第で物語がどうにでも変わってしまいます。
ひとつは定番で不倫ネタにするかも。
まあ裏切りは推理ものの大きな動機ですからね。
事件が起こるのは「裏切られた」か「奪われた」かして損をしたから。
それを「罰する」か「取り戻す」かするために事件が起こる。
というのが推理もののひとつの前提です。
ここで決めてしまいます。ひとつは「不倫」。
もうひとつはもう少しバランスを見てからかな。
ちょっと構造が面白い作品の予定なので、執筆が始まったらまた一気に書けると思います。
あとひとつのネタをどうするか。
けっこう馬鹿らしいネタにしたほうが「そんなことのために?」が出せていいかな、と。
実は本格的な推理ものを書くのは初めてなんですよ。
「五分で読書」くらいの短いものなら経験はあるんですけどね。
12万字以上の長編にするため、どれだけ物語を面白くできるか。
主人公の探偵役もキャラクターを立てたいところですが、変わり種探偵は出尽くしているようなところもあるので、あえて「職業探偵」にしてもよいかなと。
たとえば警察とか検察だと、実際にある組織を書かないといけないので、常識を逸脱できない。
それこそ前の小説のネタにした「異世界推理」ものにしてしまってもいいかな。
今回の『横溝正史ミステリ&ホラー大賞』には間に合わないと思うので、来年を目指しています。そのうちの一本目を今から考えているわけです。
まあまた強引に1日1万字書けば12日から2週間で完成しますけどね。
そこまでしなくてもよいかなと。
どうせ添削を請け負ってるので、時間がとられますからね。
来年の『横溝』用にするか『カクヨムコン』用にするか。
まあ推理ものは『横溝』用にしたほうがよいので、来年まで寝かせます。
ということで、頭を推理モードに切り替えて、どれだけ面白い推理ものが書けるかを考えてみたいと思います。
実際にネタが思いついて、あらすじを割ったら、ご報告したいと思います。
今は添削しつつ、ネタ合わせをしているところですので。
前作『異世界孫子』で得た教訓を次作で活かせるか。
乞うご期待!
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