第33話 次なる長編は……

 今どうしようか考えています。


 「角川文庫キャラクター小説大賞」にもう一本応募するために書くのか。

 「スニーカー大賞」に複数本応募するために今のうちから一本書くのか。


 2週間あれば10万字は埋まりますので、今から「角川文庫キャラクター小説大賞」用に一本書けるんですよね。

 でもそこまで無理をする必要があるのかどうか。

 書くとしたら、主人公のキャラクターをかなり特殊にしたいなと思いますが、どんなタロットカードが出るかも鍵になります。


 穏当に考えるなら「スニーカー大賞」に集中するべきかもしれません。年二回開催しているので、書いた長編はすべて応募できますからね。


 今日は次の作品のためにタロットカードでいろいろ物語のタネをつくってみます。

 どれかがヒットしてくれればいいんだけど。

 問題はいつ「異世界ファンタジー」を書くか、なんですよね。


 当面は封印したいんですが、私の書くのはたいてい「ファンタジー」なので、それを現代ドラマにするか現代ファンタジーにするか異世界ファンタジーにするか、程度の差でしかありません。

 前作『昨日の君の物語』、今作『レンズ越しの空の下で』はともに現代ドラマのファンタジーでしたので、そろそろ現代ファンタジーか異世界ファンタジーを、とも考えています。

 スニーカー大賞を狙うなら、ファンタジーのほうがよさそうですしね。

 でもなんとか「角川文庫キャラクター小説大賞」にもう一作……欲張りすぎかな?



 最初の「元型(アーキタイプ)」のカードは「JUSTICE.」正義ですね。

 主人公のカードは「EIGHT of PENTACLES.」ペンタクルスの8です。

 もしこれで書くとすれば、司法試験に挑む若者なんていいかな、と。

 まああまり法律知識がないので、また現代ドラマファンタジーになりますけどね。

 相手のカードは「SIX of CUPS.」カップの6です。無垢な人ですね。

 状況のカードは「SEVEN of WANDS.」ワンドの7です。優位な立場にいますね。

 出来事のカードは「FIVE of SWORDS.」ソードの5です。敗者のカードなので負けること、たとえば司法試験に落ちることが想定されます。

 状態のカードは「FOUR of CUPS.」カップの4です。満足できない。

 結末のカードは「DEVIL.」悪魔のカードですね。


 ここまでをストーリーにすると、

 絶対に司法試験に合格できると思っていた受験生が、試験に落ちて、満足できない。煮え切らない。そこで魔が差してなにか罪を犯して裁かれる。

 ということになります。

 見事にバッドエンドじゃないですか!


 またハッピーエンドを引くまで続けようかな。



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