第32話 ちまちま推敲中です

 とりあえず当日予約投稿ぶんをちまちまと推敲しております。


 昨日書き上がったばかりですが、すぐに新しい長編に取り組みたいなあと。

 1日1万字なら、2週間見れば10万字は余裕で到達できるのは確認しましたので。


 勢いだけで書いていたので、今回の『レンズ越しの空の下で』はご指摘をよく受けます。

 ただ、一人称視点は「主人公が知らないことは書けない」ので、たとえば「大学が警察から管理責任を問われている」ような話は、主人公の吉田くんが大学の事務や経営陣などと接触しなければ伝わってくる話でもありません。

 あくまでも「吉田視点」で書いてあるので、そういった本来ならこうなるはず、ということがけっこう後まわしにされています。

 警察が吉田くんに接触してくるまでは、書けませんしね。書いてしまうと「神の視点」になってしまう。

 このあたりが「一人称視点」の限界でもあるのですが。でも疑似体験を主眼とした「一人称視点」は、情報を読み手にどう与えるか、をコントロールしやすいのが利点でもあります。


 そこも込みで、ちょこちょこちまちまと推敲を続けているところです。



 でも新作長編をすぐにでも書きたいなと。

 今度は「スニーカー大賞」向けですが、異世界転生はやりにくいんですよね。

 歴史を考えると、異世界ファンタジーなら正統派・王道のものが好まれそうです。それこそ『秋暁の霧、地を治む』のような作品もありではあるのですが、短編の『プレイア勇者』シリーズがドンピシャな印象です。異世界ファンタジーならば、ですが。

 角川スニーカー文庫で異世界転生ってあまり見たことがないような……。


 まあすぐに次の賞を見据えていきたいと存じます。

 それまでは皆様の作品を拝見していきますね。



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