第8話 あらすじ 第二稿
軌道修正して、本来目指していた「青春」を強めに出してみました。
あらすじ
わが推理サークル「鷲田ミステリーサークル」は、なぜか映画サークルから出演依頼を受けた。普通演劇サークルと組むものじゃないのか、そこは。そしてなぜか俺が主役の探偵役を務めることになってしまったのだ。俺がついた大嘘を、女性監督が大真面目に信じたのだろうか。映画サークルも資金は潤沢でなく、脚本に見合ったサークルに声をかけて無料で出演させようと考えたようだ。演劇サークルは演技を専門とするだけに出演料が高いのだろう。そうして講義と撮影を行ったり来たりで、満足に休憩もできない。
そんな中でついたひとつの嘘が、ある事件を巻き起こしてしまう。
騒ぎが大きくなる中、撮影も日を追って過密になり、「嘘でした」と言える状況にならなかった。
推理サークルに所属する高校の同級生・新井は、そんな俺がなにを言いたいのか察したようで、火消しに動いてくれた。
新井には感謝するが、いつもフォローばかりさせて申し訳ない気がしないでもない。
少しは演技が板についてきた頃、高校時代の女同級生小田と偶然出会った。当然新井とも同級生だったが、それほど仲が良かったわけでもなく、今まで連絡もとっていなかったらしい。まあ俺には当然のごとく連絡など入るはずもなかったが。
講義と撮影で忙しい中、小田から新井との関係を聞かれた。適当に嘘をついてはぐらかしていたが、そこで彼女は変な誤解をしてしまったようだった。
それが推理サークル内で話題になり、色眼鏡で見られるようになってしまった。
言い訳をしようとしてもなかなか信じてもらえず奔走するが、決断を迫られることに。新井をとるか小田をとるか。井上に新井をとられるか守り抜けるか。
嘘を嘘で塗り固めてきた人生だったが、事ここに至っては素直になるしかない。高校のときから新井を気になっており、新井が同じ大学を受けることを知って、猛勉強したことを告白した。その言葉を影で聞いていた新井から声をかけられ「いつから本当のことを言うようになったの?」と訝られる始末。
ともあれ俺たちは無事にクランクアップを迎え、数カ月後のオープンキャンパスで作品が上映されることとなった。
────────
このくらい青春に寄ったほうが、青春ストーリーとしては面白いのではないかと。
「偏屈な吉田くんが、決断を迫られて、幸せを手に入れるお話」
というタロット・リーディングから導いた物語に、より忠実になりましたね。
明日確認して、OKならそのまま箱書きに割っていきます。
速筆とはいっても、あらすじと箱書きについては冷静な目で見られなければなりません。
そのときの勢いだけで突っ走ると、たいてい駄作になります。
明日から「箱書き」を書いたとして、タイムスケジュールとしては今週中から執筆を開始したいところです。
1日数話ずつの公開になりそうですね。場合によっては1時間半に一編ずとアップすることもありえるかなと。
土日を空けるかどうかですが、読者選考ではないので、書けるのであれば土日もアップロードしますよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます