「好きなもの」
君がカフェ巡りが好きだから、休みは朝から付き合ったな…
バイクで走っている時に、林道に積まれた古タイヤに混じって、置かれた箱から子猫が顔出してさ。
あの時連れ帰ったのも君が猫好きだったから。
別れちゃったのに君の欠片を受け継いでしまったみたいにさ、
猫の側で珈琲を飲むのが好き。
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