第3話「サガンパーV作戦始動」⑥

※場所は佐賀県武雄市朝日町たけおしあさひちょうエスカンパニー内。第3話「サガンパーV作戦始動」⑤より数日後…2019年12月上旬の某日。時間は11時頃(※)内は演出指示です。<>はセリフ以外の演出ほかシュチュエーションです。★は出来ればお願い項目。傍点は佐賀弁。


ゆう:「今日のランチは私のおごりよ!」


志織しおり:!本当ですか!」


叶恵かなえ:ん、ですね!」


ゆう:「か、"叶恵かなえ"!失礼な!私はよ♪」


志織しおり:「ま、まあまあ…。で、にするんですか?」


ゆう:「それは勿論…。」


叶恵かなえ:「も、勿論!」


ゆう:「"あじさい"さんに決まってるじゃない♪」


志織しおり:「"あじさい"さん、良いですね♪美味しいですもんね♪」


叶恵かなえ:「"志織しおり"先輩、私、初めて聞く名前なんですけど、"あじさい"さんってどんな食べ物屋さんなんですか?」


志織しおり:「ああ…。"あじさい"さんは"古多ふるた"さんだけど、ランチもしているのよ!とても美味しいわよ!」


叶恵かなえ:「私は美味しいお店というより、"ゆう"姉さんのプ、…のっという部分が非常に引っかかるんですけど…。」


志織しおり:「(※ハハハハ…と苦笑い。)それはというか…。ただ、"あじさい"さんは本当におススメだから♪」


叶恵かなえ:「そ、そうですか…。"志織しおり"先輩がそうおっしゃるなら本当なんでしょうね…。」


ゆう:「お疲れ様です。はいはい。"緒妻おつま"です♪今日、ランチの予約と…。そうそう例の件の話をしたいんですが(※しばらく間をあける)はい、はい…。大丈夫ですか!今はお店の席は空いていますか?(※しばらく間をあける)空いてま~すね!じゃあ3名で今から来ます!」


ゆう、"志織しおり"と"叶恵かなえ"が会話中に電話を掛けていたが、ちょうど同時期に電話を切る>


ゆう:「予約席をとってくれるんだって~!それじゃあ、しようか!」


志織しおり:「(※嬉しそうに)楽しみですね~♪今日は何を食べようかな~♪」


叶恵かなえ:「"志織しおり"先輩!ご機嫌ですね?」


志織しおり:「(※嬉しそうに)叶恵ちゃんも、1度、"あじさい"さんで食べてみたら分かるよ!兎に角、社長のおごりだし楽しみだね~え♪」


ゆう:「"志織しおり"ちゃんも"叶恵かなえ"も先に車に乗っておいてね!戸締りしてからくるから!(※しばらく間をあける)今日は3号機に乗っておいて!」


<"志織しおり"と"叶恵かなえ"が先に事務所からでて、白い"fiatフィアット500"に乗車する>


叶恵かなえ:「"志織しおり"先輩、余り今まで突っ込む気はなかったんですけど、何故、この車は3号機なんですか?会社にある車もバイクも全部、""号機って、呼んでますが意味があるんですかね?」


志織しおり:「(※少し困惑しながら)あ~、これも社長の趣味だから…私も深くは突っ込めないけど、この3号機に関してはナンバープレートが33番だからかな…。」

[※補足:〇パン〇世の愛車です。ナンバーも33だから。そのまま。]


叶恵かなえ:「では2号機はなんでですか?ローバーミニでナンバープレートが32番だからですかね?」


志織しおり:「(※ハハハハ…と苦笑い。)"叶恵かなえ"ちゃんの思った通りだと思うよ!つまり”ミニ”だから。ナンバープレートは32番。だから2号機だと思う…。それに例の郵便局と間違えられるスーパーカブのナンバープレートは下2桁が40番だから、0号機。あの白い雷神号も下2桁が41番だから1号機。から分からないけど、そんな感じで呼んでるんじゃないのかな…多分…」


<“│ゆう"、エスカンパニーの正面玄関の鍵をしめて、"志織しおり"と"叶恵かなえ"が乗る3号機の運転席へ乗り込む>


ゆう:「みんな、準備はいい?」


志織しおり:「私は良いですよ!」


ゆう:「"叶恵かなえ"は?」


叶恵かなえ:「"志織しおり"先輩と一緒です!」


ゆう:「では、しゅっぱ~つ!」


<車のエンジン音と共に車が発信する音が聞こえる…。しばらく間をあけて車中にて…>


ゆう:「そういえば、"志織しおり"ちゃんと"叶恵かなえ"は、何か車の中で話していたみたいだけど、何を話していたの?」


叶恵:「あ、ああ…。何故、“│ゆう"姉さんが車とバイクを何号機って呼ぶのかを"志織しおり"先輩に尋ねていたんですよ!大体、理由は分かりましたけど…。」


ゆう:「(※不適な言い方で)ほ~う。理由がわかったのね!(※しばらく間をあける)して、その解答とは?フフフフッ…(※フフフフッ…茶目っ気こめて笑う)。」


叶恵かなえ:「いや、そのまま、車やバイクの1から呼んでるだけですよね?」


ゆう:「まあ確かにそうではあるけど…。では、そのナンバープレートは偶然かな?(※フフフフッ…茶目っ気こめて笑う)。」


志織しおり:「分かりますよ!ですよね?で選んだんですよね?」


ゆう:「まあ、確かに車は希望ナンバーはとったわよ?でものよ!」


志織しおり:「(※驚きの声で)えっ!そうなんですか?」


ゆう:「そうよ!車は希望ナンバーとれるけど、バイクは取れないからね!だから2号機や3号機が2台になる場合もあったって事よ!」


叶恵かなえ:「(※呆れ声で)もんね…。(※小声で)少々、インチキしたような気はするけど…。」


ゆう:「おっ!"あじさい"さんに到着よ!を頑張りましょうか?」


志織しおり:「は、は?仕事ってなんです。」


ゆう:「"志織しおり"ちゃん、とりあえず、は美味しいランチを楽しんだ後ということで!」

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ボイスドラマ用台本「サガンパーV」 かたしよ @otsuma4041

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