第2話「喜ビノ旅」①

※場所は人間が天界と呼ぶ場所。第1話「祐徳稲荷神社門前商店街」の①と同時間帯。(※)内は演出指示です。<>はセリフ以外の演出ほかシュチュエーションです。★は出来ればお願い項目。


<一面に雲が広がる天界。雲の合間に聳え立つ天使たちが住む宮殿内の1つにて"讃美歌"が遠くから聞こえる…>


べに:「結界がこじ開けられた。(※しばらく間を空ける)20年…か…。時間も正確…ウカノミタマ様、相変わらずね。」


けい:「(※驚きの声)た…たまげた!こじ開けたのは、あの白い…」


べに:「(※けいの口を手が塞ぐべに)しーっ、""は何考えてるのか分からないから…余計な事いうと、また、""を人間たちに広げる可能性があるから。(※語尾を強く)その話はダメ。」


けい:「OK!OK!分かるよ。私の""なんて、を立てられて(※ここから少しずつ語尾を下げてください)今も大変だからね。」


はく:「(※抑揚がない声で)べに、帰るのか…」

★基本、はくは無口で抑揚がない口調なイメージでお願いします。初期の綾〇レイのような


べに:「帰るよ!ふるさとへ…。ウカノミタマ様との約束の時が来たらしい。」


けい:「プロミス!約束!ウチラ、これでも神様だからね!はく、約束やぶっちゃ~あ、ノーグッド!」

けいは基本、口調に変な英語が入ります。ラッパーみたいなorルー〇柴さんみたいな感じだと思ってださい(笑)


はく:「(※抑揚がない声で)で、でも、べにのところにはウカノミタマ様がいる…。」


けい:「HAKU!ウカノミタマ様がいようがいまいが関係ないんだよ!べには約束を守って、ふるさとへ帰るだけ。ま、ウチもこれでもジャパンなゴッド…様って言われてるから(※プププッと笑う)、一緒にジャパンに帰るけどさ」


はく:「(※抑揚がない声で)私も付いていく…」


けい:「一緒に行ってくれるのは嬉しいけど。ヘブンやドリームランド、天界の仕事は?」


はく:「(※抑揚がない声で)私は4人いるケルビムの1人。今の時代に生命の木を狙う無知な輩はいない…。あとの3人と違って、私には戦う力もない。人の気持ちを繋ぐ力を持つだけ…」


けい:「(※お茶らけて)プリーズ!プリーズ!私の恋の願いを叶えて~キューピッド様ね(※ヘヘッとカッコ短く笑う)。」


べに:「(※語気を強めに)けい!」


けい:「ソーリー。ごめんごめん。兎に角、べに(※しばらく間を空ける)、はくが来てもいいの?」


べに:「ここで私たちは出会って、大好きな歌で繋がった仲間。はくが一緒にくるのは嬉しいけど…。でも、それは結局、"はく"自身が決めること…」


けい:「(※口笛)ヒュー♪紅、ウチはべにのそんなところが好きよ。」


<けいべにの横に立ち背中にバンバン叩く>


べに:「イタタ…けい、叩くの強い。痛いって。(※しばらく間を空ける)では行こう!いざ、我がふるさと、SAGAへ!」


慶:「HEY! JOY TRIP!いざ、喜ビノ旅へ!善は急げ!レッゴー!」


白:「JOY TRIP!いい言葉…」


<ビィィィーンと何もない所から空間が開く音。3人の足音が聞こえて次第にフェイドアウトする。>

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