第2話「喜ビノ旅」登場人物紹介

◎こちらは本編ではなく「おとぎ前線」第2話「喜ビノ旅」の登場人物を紹介をしています。各話ごとに同じ登場人物でも紹介内容が少しづつ変わります。


IS:Tイズティー(岩崎大神いわさきたいしんの略)

※最近、若い女性に人気がある"縁結び"の神様だが、20年ほど前から海外神話の世界で歌の修行に行っていたので不在していた。"祈里いのり"達に多大な影響を与えてローカルアイドルグループ"おとぎ前線"結成のきっかけを作った。


べに:ボーカル。岩崎大神いわさきたいしん(当時は岩崎神いわさきしんと呼ばれていた)と呼ばている神。歌を歌うのが大好きが講じて、海外の音楽の影響を受けて海外神話の世界へ修行に行っていた。そこではくけいと出会い「IS:Tイズティー」を結成する。


はく:ボーカル。天使の少女。天使名はケルビム(キューピッド)と呼ばれていた。見た目は人形のような姿をしている。性格は無口気味だが歌うの事は好き。


けい:ラッパー&コーラス(偶にはボーカルも)。姉さんと慕われる。男気勝る笑い上戶。性格は曲がった事が嫌い。元はアメリカ生まれの大阪出身の神様。ビリケン様と呼ばれている。


② おとぎ前線(のちにアイドル名として商店街活性化アイドルとして活動)

前線カフェぜんせんカフェにて店員して活動している。人化しているが耳や耳や尻尾などは隠せない為、関係者以外の人間にはお店の衣装またはコスプレと説明している。


祈里いのり:おとぎ前線のリーダー。ドジっこで少し天然だが持ち前の明るさと元気でメンバーを引っ張る。人を惹きつける真っ直ぐで純粋な心の持ち主。アイドル活動を通して人間と心を交わすのが夢。


神那かんな:しっかりものの"おとぎ前線"の副リーダー。自分にも他人にも厳しい完璧主義者。祈里いのりは親友だがライバルと思っているが、なかなか素直になれない所謂ツンデレ。最近、祈里いのりと仲が良い沙希さきに嫉妬気味。


美琴みこと:メンバーの中では 1 番最年⻑。狐神族きつねがみぞくで次世代のウカノミタマ様とも呼ばれる力を持つ。性格は優しく面倒見の良いお姉さん的存在。よくお色気担当にされそうにされるが、意外とウブな為に内心動揺している。


沙希さき祈里いのりが、"おとぎの世界"で偶然、発見した狸神族たぬきがみぞく八百八狸はっぴゃくやだぬきの少女。実は先々代の隠神刑部いぬがみぎょうぶの娘(神族なので死ぬことは無いが数百年単位で隠神刑部いぬがみぎょうぶは世代交代する)。歴代の隠神刑部いぬがみぎょうぶ中でもの初代を凌ぐ才能があると言われ後継者として育てられるが...とある事情で消息不明となっていた(真実はうっかり四百年間眠っていた)。祈里よりおとぎ前線に誘われてメンバーになった。臆病でいつもオドオドしており失敗も多いが、そんな所がウケてファンが急増中。


③ 眷属(あみぐるみ)


稲穂いなほ:当初は子狐の姿をしたあみぐるみの姿をしている。ウカノミタマ様より 3 人が任されている見習い眷属。


亜都あと:当初は子狸の姿をしたあみぐるみの姿をしている。沙希さきの親戚。現在の隠神刑部いぬがみぎょうぶの娘。沙希さきとは従妹にあたる。


④ 商店街の人々と常連客


蒼羽あおば店⻑:前線カフェ店⻑。本名は蒼羽浩あおばひろし、⻲さんと”W ひろし”と呼ばれることも。武雄市にある S カンパニーの専務であるが、先代の店⻑の跡を継ぎ、「前線Cafeぜんせんカフェ」をオープンする。地元の管弦楽団の団⻑もしているトランペッター。 本来は豪快な性格であるが、本作品ではきょどるキャラで定着している。


天乃 理名あまの りな:前線カフェのお助けバイト。後に「おとぎ前線」がアイドル活動するにあたり、ど素人集団の4人の振り付け指導などをすることになった。

※同作者別作品「サガンパーV」内ではメインキャラクター。


かめさん:老舗煎餅屋しにせせんべいやの 4 代目のお兄さん。本名は⻲ かめ ひろし。蒼羽店⻑と共に” W ひろし”と呼ばれることも。祐徳稲荷門前商店街ゆうとくいなりじんじゃもんぜんしょうてんがいの全盛期の過去のキラキラした輝きを取り戻すため、日夜奮闘中。性格は気さくで礼儀正しい。


大家おおやさん:おとぎ前線の秘密を知る人物。現在はお店 を閉め隣県で息子夫婦の所で同居している。偶にお店の様子を見に来ることがある。


鍋島 葵なべしま あおい:神社の巫女。現:宮司の娘。夢見ゆめみによる神々からのお告げを授かるチカラを持つ。夢の中でウカノミタマ様より不思議な編みぐるみ(稲穂いなほ)を授かり、前線カフェのスタッフ 4 人にそれを託すようにお告げを受けた。事実、夢見ゆめみ後、枕元に 1 体の編みぐるみ(のちの稲穂いなほ)が置かれていたので、蒼羽あおばにそれを託す。その後、頻繁に前線カフェへ通う常連客なった。


⑤第2話に登場する世界神話の神々達

・ナナン:"カンドンブレ神話"に登場する。 最年⻑の水の女神である。原始の母。キリスト教では聖マリアの実母で"聖アンナ"とも呼ばれる存在。"カンドンブレ神話"内では親しみを込めて"お婆さん"とも呼ばれる。静かな動かない水を司る。


・オシャン:"カンドンブレ神話"に登場する。女性の美を司る。色っぽいセクシーな女神。キリスト教では"聖女カタリナ"と呼ばれる存在。色は金あるいは⻩をモチーフとする。


・トール:アースガルズ(北欧神話の舞台)に代表される"戦神いくさがみ"。強い者をみると所かまわず戦いを挑もうとする。雷を操る巨大なハンマーを振り回す血の気が多い男神おとこがみ


・フリッグ:アースガルズ主神しゅしん"オーディン"の妻であり、アースガルズの最高位の女神。愛と結婚と豊穣の女神であり、本来は物静かな気品の高い女神であるが、"⻩金"に対する執着が尋常ではなく、"⻩金"を手に入れるためなら手段は択ばない程。"フェンサリル"という海の宮殿(神殿)に住んでいる。


・ヴァルキリー:北欧神話において、戦場で生きる者と死ぬ者を定める女性騎士。軍団の総称で呼ばれることもある。


・ミューズ:ギリシャ神話の最高神"ゼウス"の娘である九人の姉妹神の総称。詩歌、音楽、哲学、天文、数学、舞踊など、人間のあらゆる知的活動を司る。


◎日本の神様とそれに関わる人間

※注意事項:作品内での神様の序列について。日本の神々については”大神”という漢字表記は同じですが、序列をつける為に読み方を変えています。


創世期より誕生した古の神々より序列が高く”オオガミ”、そのあとに続くのが”タイシン”、それ以外を”カミ”または”シン”。

 

・ウカノミタマ様:祐徳稲荷神社ゆうとくいなりじんじゃの主神であり、お稲荷様の呼称で有名である。お稲荷様というのは狐神の最高称号で国内に数柱すうはしら存在する。


八百八狸はっぴゃくやだぬき伊予国いよのくに(現・愛媛県)松山を拠点としている狸神”隠神刑部いぬがみぎょうぶ”の眷族たちである化け狸(狸神族たぬきがみぞく)達の集団 。


隠神刑部いぬがみぎょうぶ八百八狸はっぴゃくやだぬきの頂点として、狸神族たぬきがみぞく達の⻑。(劇中では"ぬし"様と呼ばれる)

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