第2話 ご褒美

赤羽家


 今俺は彼女の陽菜を家に招いている、普通彼女が家に来るといえばああゆう想像をするのかも知らないが

「そこ間違ってる、さっき教えたでしょ」

「しょうがねえだろ!勉強なんてほとんどやったことねぇんだから」

そう今は俺の家で彼女にスパルタ勉強中、まだ始まって30分ですがもうしんどいです。

「葉介は今までずっと赤点だったのだから早めに挽回しないとでしょ、ほら次も解く」

 確かに俺は陽菜と付き合うまではテストなんてろくに受けてなかったが・・・こんな事なら少しは勉強しとくんだった

「なぁちょっと休憩しねぇ?」

「何お言ってるんですか?まだ始めてから全然経ってないじゃないですかほら口より手を動かしなさい」

(彼女が冷たい!!)

でも俺には辞められない理由があるそれは、

「ほらこのページまでやったらご褒美あげますから早く解いちゃいなさい」

「///わかったよ解いてやるよ!」

ご褒美には抗えない、俺はいつからこんな風になったのか、一年前の自分に見せてやりたいよ


1時間後


「そろそろ休憩しましょうか」

「はぁ〜まじ疲れた」

慣れない勉強を頑張ったせいか休憩に入った途端急激に脱力感が襲い床に転がり込んだ

「お疲れ様」

「ふぅーとりやえずひと段落あぁ〜床最高!」

「慣れない勉強を頑張ったものね」

「そうだなこんなに勉強したのは初めてだなぁ、それもこれも陽菜と出会ったおかげだけどな」

ちょっと自分でもくさいなも思うセリフを言ってしまっているという自覚はある

「そう、貴方が頑張っているのはいい事だわ、それじゃあはいどうぞ」

そう言うと陽菜は自分の膝の上に手を当ててこちらを呼んできた

「はっ陽菜これって」

「膝枕らよ頑張ったらご褒美あげるって言ったでしょ?それとも嫌かしら」

「そんな事ねぇよ!」

「そ、じゃあいつでもどうぞ」

「じゃっじゃあ行くぞ」

そう言って俺は陽菜の膝の上に頭を乗せた、乗せた感想は一言で言うと最高だった!柔らかな太ももに何かいい匂いもする、今までの疲れが全てすっ飛ぶような気分だった

「どうかしら膝枕の感想は?」

「最高ですずっとこうしてぇなぁ」

「まぁたまにならしてあげてもいいわね」

彼女は嬉しかったのか少しだけほんの少しだけ頬が赤くなっていた、その後も俺は陽菜の膝の上を堪能し続けていった

「それじゃあそろそろ再開しましょうか」

「いゃ〜もうちょっとだけだめ?」

「今日は膝枕をさせに来たのではないのだけど」

「お願い!も少しだけねぇ?」

「はぁ〜じゃあもう少しだけですよ」

(よし!陽菜てちょっと足に弱いよね!)

「膝枕最高!」

「はいはいどうも」

こうして俺はさらに数十分膝枕を堪能しまたスパルタ勉強が始まったのだった





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