ヘテロ、ホモ 全ての人に読む価値のあるお話

私の周りでは性的少数者を公言している人は誰もいない。そのせいか差別的な意見も聞く機会がある。その人達は軽い気持ちで言っているのかもしれないけど、もしその場に性的少数者がいるのなら気分を害すだろう。私は性的少数者ではないからセクシャルマイノリティーについて知らなくてもいいと思っている人はおそらく多い。でもその人達こそセクシャルマイノリティーについて知る必要がある。異性愛者であることが当たり前ではないよということを知ってほしい。
このお話では海菜が性的少数者であることを公言していた。今の時代もそのことを公言する人はある一定数いるだろう。でも、高校生で公言している人はわずかであると思う。年齢が低いうちに公言することはもしかしたらデメリットになるかもしれない。海菜のように影響力がない人だって多いはずだ。公言することは自分を守るためにも必ずしも必要というわけではない。相談する環境も大事だし今の時代とても難しい悩みかもしれない。でもわかってくれる人は必ずいるから1人で悩む必要はないんだなと感じた。

とても面白く勉強になる作品でした。