第6話
「皆さんはとても熱心な方が多かったようで、今回でエクセルの基本的な講習は終了となります」
浜田進はプロジェクターに映したパソコン画面を消しながら言った。パソコンショップの講義室には15名の受講生がパソコンの設置してある机の椅子に座っていた。
「それで次回から最後のパワーポイントの講習に入ります。初回は私がパワーポイントの基本的なことを説明していきます。2回目からはグループ分けしてグループでの共通のテーマでプレゼンテーションの題材を作っていただきたいと思います。そして最後の回はグループで代表者を決めて頂いて、実際にプレゼンテーションをしていただこうと思います。いまからアンケート用紙のようなものを配りますのでお手数ですが記入してからお帰りください。まあ書いていただくことは氏名とプレゼンのテーマにしたいジャンルです。簡単でいいのでプレゼンでどんな内容のものをやりたいか書いてください」
受講生が全員講義室から出ていくと、一瞬のうちに講義室は静かになった。進はアンケート用紙を講師用の机の上に並べた。受講生が書いたテーマの内容は多岐に渡るものであったが、最終的に絵画、料理、旅行、映画、音楽、とジャンル分けすることができた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます