第3話 化け物退治
寝坊助のオルタと一緒に向かったのは、広々とした平原。
けど、どこまでも続いてそうな平原は、あるところを境にしてぷっつりと途切れてしまう。
遠くの平原の先にあるのは真っ暗な闇だ。
そして、その闇はゆっくりとだが、こちら側に移動してきている。
私達が生きているアーク・ライズの世界はホントにホントに行き止まりの世界で、袋小路の世界。
未来がない世界だ。
世界の四隅から、ああやって壁がどんどん迫って来て、私達はいずれ潰れてしまうだろう。
けど、だからと言って、「さて今日もやるか」私のオルタは膝をかかえて、黙ってたりはしない。
オルタは私を見て「キャロ、いつも通り頼む」そう言う。
私もそれに「ええ、分かったわ」いつも通りそう答える。
壁の向こうから自然発生してくる、この世ならざる化け物達を退治する為に、頑張らなくてはならない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます