338坂 ブターウォーズ
ガララ──────────。
ガララ──────────。
ガララ──────────。
白、黒、黄。
それぞれの肌の色をしたブタが車輪のついた板にのって坂道をおりていきおった。
やつらは異世界からの騎士で、何でも斬る光剣を使うほか、銃とかいう弾を撃ちだす武器も持っている。
それでいて非殺傷をつらぬき、我らが精鋭部隊をすべて捕虜にしている。
これでは誰が見ても
王女め。
たかが十四歳の小娘と侮っていたがやりおる。
だが、魔法さえ満足に使えればこちらにもまだ勝機はある。
いまは退くが次は叩きのめしてくれる。
「……」
な、んだ?
儂はなぜ倒れている?
それにこれは銃の音。
まさか銃は長距離からも狙い撃てるのか!?
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