333坂 偉人たちにささえられて

「……」


 偉人たちが成し遂げた成果があって、今の俺たちは生活をしている。


 だがそれは偉人と呼ばれたくてやったわけではない。


 自分のやりたいこと。


 願い、思いがあって行動した結果なんだ。


 そしてそれは世界規模だったり、本として残るものでなくていい。


 お医者さんや学校の先生、八百屋のおじさんだって、町の偉人に違いないんだ。


 いまは学生の僕だけど、大人になったら多くの偉人たちに真っ直ぐ向き合えるようにしないとな。




 ガララ──────────。




 学生服を着たブタがスケボーにのって坂道をおりてきた。


 いまは生活が安定しているけど、昔はブタも大変だったんだろうね。


 かつてのブタたちの努力があって、今のブタの平和があるわけだ。


 未来のために、おたがい頑張ろう。

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