地雷女と韻を踏む

MINE

踊らされている人形（ひとがた）　液晶越しに眺めし夜中

就活失敗夢破れた　ぬるま湯一旦骨休めた

時代に取り残されたのか　未来は閉ざされたのか

あてもなく書いていたリリック　風のようにやってきたイヴ

ブロンドにピアス不穏な耳たぶ　見た目地雷のパリピギャル

「曲を作る」と貰うアドレス　一体僕の明日はどうなる

断る勇気もなくてぴえん　実は見た目タイプなんて言えん

だけどもどこか期待してた　「書けよここだ」と気合い入れた

＊(繰り返し)

独りよがりだった世界に　与えてくれた音と光

実ることはなかった夢　憧れていた頃のキラキラ

人生どん底から再起　トラックにRiding　リリックをWriting

とどのつまり音の塊　立ち上がる日だ　成り上がるキーだ

暴挙に見えた同居の誘い　「いい？」の勢いに思わず尻込み

あちらこちら生々しい傷　愛や恋は甚だしい身分

何が正解なのかも分からない　だけどこの想いは違わない

二人の心は隙だらけ　埋め合っていく　もう好きなだけ　

僕達は飛べない心も弱い　だから『越えない』くり抜く壁

地雷扱い？　違うかすがい　韻と一緒に踏み抜くだけ

少し前じゃ予想つかない　こんな曲を繰り出すなんて

僕の右手あなたの左手　ちゃんと握ってあなたと未来へ

＊