哀 4分の3
君に手をあげてしまった あの日から
何日 何年 何十年 経っただろう
振り上げた拳 振り絞った喉のきしみ
密林のように 絡み合った心と頭のなか
かつての自分を責めずにはいられない
あれで良かったのだと思いたくて
もっともらしい理屈で納得してみせて
僕はこれからもひとりで生きていくんだ
強いていうなら ふたりきり
僕と記憶の ふたりきり
日々 小さな命が 芽生えていく
日々 小さな命が 死んでいく
日々 過ぎて 季節がめぐりゆく
世界は目まぐるしいスピードで変わる
僕をひとり残して進んでいくんだ
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